11/25(土)、名古屋今池は『Tokuzo』にてライブ鑑賞。
3バンドによる合同ライブ。
そんなに期待してたというよりは、
「ちょっと、行ってみるか」程度の気持ちで臨んだら、
今年イチくらいの刺激と聴きごたえでした。
①酩酊麻痺
何やらお若そうな女性二人組。
本当に全く、名前も知らず。
正真正銘、今日が初体験。
ギターを持った人と、
ドラムセットに座った人が
互いに向き合いながら演奏する、
ホワイトストライプス、
あるいは後期チャットモンチースタイル。
ドラム叩きつつキーボード弾くという、
なかなか斬新なやり口。
ギターヴォーカルは
PJハーヴェイ感が強かったです。
②勃殺戒洞
中村達也と中尾憲太郎による即興音楽。
ブランキーとナンバーガールの
異種(?)格闘技戦。
そんなもん、最高に決まってるやろ。
中村達也の後ろに
ジョン・ボーナムとキース・ムーンの影が
透けて見えた…のは私だけか?
中尾氏はベースというかまるでギターのようにプレイ。
以前に別のライブで観たことあるんだけど、
その時はもっとオーソドックスな弾き方だったと思います。
この勃殺戒洞が特別なのでしょうか?
③割礼
今回の3バンドの中では断トツにベテラン。
名前は存じておりましたが、
実際に音を聴くのも観るのも初めてでした。
まぁ、ウワサには聞いていたが、
とにかく曲が遅い。
とことんじっくり聴かせる。
結果、1曲がやたら長尺となる。
そしてギターの音が凄い。デカい。
終わった後、耳鳴りがするなんて久しぶりでした。
3バンドに共通する点として、
「呪術的」という言葉が思い浮かびました。
それはもう本当に、
幸福な呪いをかけられている気持ちになりました。
機会があったら、もう一度行きたいです。