有終の美を飾るために意地で作った傑作、ザ・ビートルズの『ABBEY ROAD』

 

知ってる人間からすれば、特に目新しい情報があるわけでもないのですが、

 

『ABBEY ROAD』を知らない/これから聴こうとしてる人にとっては、

 

とても親切な紹介記事になっていると思います。

 

 

 

 

初めて聴いたビートルズのオリジナルアルバムが、『ABBEY ROAD』でした。

 

それまでは親の持ってたベスト盤(通称赤盤・青盤)を聴いてました、カセットで…

 

 

 

 

数あるビートルズ作品群の中から、なぜ『ABBEY ROAD』だったのか…

 

記事のライターさんも触れていることですが、

 

私はとにかく、このアルバムのジャケットが大好きだったのです。

 

そうです、見た目からです(笑)

 

それはもう、楽器屋で『ABBEY ROAD』のTシャツ見つけて、大学に着ていくぐらいに。

 

 

 

 

おそらくビートルズのアートワークの中でも、もっとも有名なものと言えるでしょう。

 

パロディも散々色々あるので、「あぁ、アレ!」となる方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

知識や情報を得た上で、今一度眺めてみますと、

 

なんとも深読みのできる写真だなぁ、と、あらためて感じます。

 

 

 

 

全員が同じ方向を見て歩いています。

 

「俺らもう関係修復とか無理だけど、最後くらいビシッとしたもん作ろうぜ‼」

 

と言っているようです。

 

 

でも、全員が誰とも目を合わせていない、とも言えます。

 

もう自分のことしか考えてないのかな?そんな風にも見えます。

 

そういえば揃いのスーツで決めてた4人なのに、

 

ここではもう、てんでバラバラなファッションです。

 

少なくとも音楽仲間であるようには…やっぱり見えないかなぁ。

 

 

 

 

 

 

と、アートワークのことばかり触れましたが、ここからは音楽の話。

 

CDを購入したのは、17~18年くらい前かな。

 

正直、あんまりピンと来ませんでした。

 

 

 

 

何しろ、最後のアルバムですから。

 

やりたい放題なアルバムを作りまくってきた連中の最終作ですから。

 

そりゃあ、ビギナーが最初に手に取るにはハードルが高すぎるというもの。

 

 

 

 

ただ、その後も折に触れ聴きなおしてはいましたが、

 

正直「どうなのかなぁ」という気持ちのままだったりします。

 

ちなみに「サージェントペパーズ~」を聴きなおしても、同様に「なんだかなぁ」です。

 

そこらへん、やっぱり私にはセンスがないのかもしれません。

 

 

 

 

ま、せっかく冒頭の記事も読んだことだし、久しぶりに通しで聴いてみました。

 

(最後に聴いたのは…ダメだ、思い出せん…)

 

 

 

 

 

1曲目「カム・トゥゲザー」。これは昔から大好きな曲です。

 

で、「サムシング」やら「オー・ダーリン」とか続いて、「オクトパス・ガーデン」へ至る…

 

この辺まではまぁイイんですが、

 

「アイ・ウォント・ユー」から急に様相が一変するというか…

 

 

 

 

 

で、「ヒア・カムズ・ザ・サン」が箸休め(?)で、

 

次の「ビコーズ」から曲間がリレー形式(継ぎ目がない)になって…

 

そう、私はいつもこの辺でダレるんです。すいません、根性なしです。

 

ただ、今回集中して聴いてみると、思いのほかスリリングな演奏をしてたのだなぁ、と。

 

これは新しい発見です。

 

 

 

 

で、終盤の「キャリー・ザ・ウェイト」。

 

確か渋谷陽一が昔書いてましたが、

 

この曲は単体で聴くよりも、アルバムの流れで聴いた方が何倍も感動的です。

 

「難しい山を登り切って、遂に頂上に辿り着いた」的な気分になります。

 

この瞬間の為に、あの修行のような中盤があるのかもしれません(多分、違う)。

 

で、あとがきみたいな「ハー・マジェスティ」で終了。

 

 

 

 

コンセプト・アルバムというわけではないのですが、

 

随所に同じワードを聴きとれたりもするので、

 

トータルアルバムとしてのメッセージ性みたいなものが、もしかしたらあるのかもしれません。

 

そこらへん歌詞をちゃんと見た方がいいのかな。

 

 

 

ともあれ、聴きなおしてみて…まぁ新たな感想・感慨もあるにはありました。

 

数年経ったらもう一回聴いてみます。

 

そんぐらいのペースでいいでしょう。

 

どうせ、ビートルズの音楽とは一生付き合っていくんだから。