日本の女性歌手で一番好きな人は、畠山美由紀さんです。
なんて滑らかで、伸びやかで、艶やかな歌声なのでしょう。
Port Of Notesというユニットで活動していたのですが、
途中からソロ活動を始めました。
現状、ポートは開店休業状態?みたいなので、実質ソロがメインのようです。
私はソロもポートも、ライブで観たことがありますが、
最初に観たソロがやはり圧巻でした。
そんなに頻繁にツアーを組む方ではないので、観れてよかったと心から思います。
あれもでも、もう10年以上昔か。また観たい…
「何が好きなのか」を考えるためにこの文章を書いているはずなのですが、
正直、問答なんて無用ですね。
考える意味がないというか、それくらい絶対的な歌唱。
20代でこんな本格派を体験してしまったら、
「女子の等身大の気持ちを歌う」的な女性シンガーなんて、チャンチャラおかしくなってしまいました。
あ、そういえば、ミナス音楽やボサノヴァに目を向けるようになったのは、
ポートがキッカケかもしれません。
ビギナーの方はベスト盤がお薦めです。
この方、けっこうカバーも熱心にやられるのですが、
ノラ・ジョーンズやキャロル・キングの代表曲もカバーして収録されております。
ユーミンの「翳りゆく部屋」のカバーが、これまた絶品なのです。