Boads of Canada(ボーズ・オブ・カナダ)といいます。
10年…いやもっとか!それぐらい前に発表されたアルバムです。
2人組のエレクトロ・ユニットです。
こんなユニット名ですが、スコットランドはグラスゴーというところの出身です。
※ちなみにこのグラスゴーという都市(?)は、洋楽好きの間では非常に有名なところです。
種々様々なミュージシャン・バンドを輩出しております。
10年前、雨の降る日に電車の中で、MDウォークマン(‼)でこのアルバムを聴きました。
窓からの風景に音がものすごくマッチングして、なんかじ~んと来た思い出があります。
景色に溶け込む音…そんなのもあるんだなぁ。
そういえば、たまに「世界の車窓」を見るんですけど、
映像とBGMがものすごく噛み合ってる回があったりするんですよね~♪
あの瞬間、大好きです。
で、『The Campfire Headphase』に話を戻しますが、
おそらく、歌のない音楽ということがまず大きいポイントなのかなと思います。
メッセージがない、というと語弊がありますが、ただの音しかないおかげで、
受け手の想像力(そんなたいしたもんじゃなくても)が働く。それも結構都合よく。
音自体も、優しい手触りがします。
いわゆるエレクトロニカというジャンル付けをされているユニットですが、
このアルバムは生音がかなり取り入れられていて、とても心地よいです。
初めて聴いたアルバムがこれなので、「こういう音楽性なのかな」と勝手に思いましたが、
次作の『ハーヴェスト』はガッツリ電子音でした。どっちが本来なのやら…?
この音を視覚的に例えると何だろう…水墨画?
いや絵画についての知識とか皆無なんですが、でも水墨画っていいですよね。
白黒映画みたいな味わいがあると思いませんか?
こんな感じでいろいろ好き勝手に紹介しております。
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