小泉今日子TOUR 2023 KYOKO KOIZUMI CLUB PARTY 90's追加公演 | 不条理に抗う:女性アイドル最高評議会

不条理に抗う:女性アイドル最高評議会

不条理な経験について記します。その逆も書こうかな。
「アイドル最高評議会」とは「ジェダイ最高評議会」のパロディ。
記事を投稿するにあたっては時間をかけて推敲しています。しかし、まちがったこと、書き忘れたことをあとから思い出して加筆修正しています。

こんばんは。

 

12月10日にSHIBUYA O-EASTで行われた小泉今日子TOUR 2023 KYOKO KOIZUMI CLUB PARTY 90's追加公演に行ってきました。

 

 
入場整理番号は800番台後半。二階で見たかったのですが、二階は関係者席用に封鎖されていました。階下、一階に戻って一段高いところの二列目に立って、前の人たちの頭と頭とのあいだから絶好の眺めを確保しました。
これまでのツアーでは撮影可能曲があったそうです。それを聞いて私も準備していました。しかし、この追加公演は商品化のために録音、録画されていたそうで、おそらく、そのために、撮影可能曲はありませんでした。もし撮影が許されていれば、かなりリアルな絵と音とを録れたのですが、実現しませんでした。残念。
 
 
 
 
 
セット・リストは、
 
1.水のルージュ
MC 今回のツアーのコンセプトを説明
2.ドライブ
3.CDJ
4.Moon Light
MC 経済の崩壊、環境問題など現代と90年代とのあいだにある共通性、共通点
5.BEAUTIFUL GIRLS
6.For My Life
7.オトコのコ オンナのコ
MC 観客の年齢アンケート(50代が圧倒的)90年代に入ってやっと同世代と仕事ができるようになった。次はカヴァーを歌う。
8.バンプ天国(フィンガー5のカヴァー)
9.東京ディスコナイト(スクーターズのカヴァー)
10.女性上位万歳(オノ・ヨーコのカヴァー)
MC 上記ブロック、8と9についての説明。バンドメイド紹介
11.キスを止めないで
12.LOVE SHELTER
13.La La La...
14.この涙の谷間
15.Fade Out
アンコール
MC En.1の曲紹介。90年代最大のヒット曲。
En.1 あなたに会えてよかった
MC 少し時間は空くけれど、このツアーが終わったあとも、またおもしろいことをしようと考えている。
En.2 カントリー・リビング
MC 再びバンドメイト紹介。お別れのあいさつ。
 
90年代、クラブ・パーティと言っても、打ち込みの同期演奏を主体にするのではなく、バンドの生演奏にバックアップしてもらっていました。ですから、70年代、80年代のギターロックを思わせるアレンジが多かったです。90年代の打ち込み主体のスタジオ録音を下手にアレンジを変えてライヴ演奏にするとオリジナルに音圧で負けてしまうのです。しかし、今回のライヴ演奏のほうがスタジオ録音よりも音圧が高かったです。迫力がありました。
1,11,14のニューウェイヴ風のギター演奏も、10のハードロック調のギター演奏もエッジが効いていてイモーショナルでしたね。9のキーボードもよかったですね。
アンコールはエッジの効いたギター演奏は完全に引っ込んでアクースティックでした。En.1は観客に歌わせずにぜんぶ小泉さんに歌ってほしかったです。
小泉さんのヴォーカルも衰えていませんでした。
 
MCでは、観客がとにかく話しかけていました。aikoのライヴで観客がaikoに話しかけるのと同じ感じですね。しかし、もう少しで大阪のおばちゃん風のやりとりに引きずり降ろされる手前で踏みとどまることができるのは、小泉今日子の隠れた気品のなせるわざなのでしょう。
 
それでは、また。