こんにちは

 実に久しぶりです。引っ越しして、最初の晩、青白い顔をしたおじいさんが出てきたのでした。名前もわかりました。○○金蔵という人です。長い間、一人暮らしをしていて、亡くなった人です。自分が、死んだということがわからず、この家に今なお住んでいるようです。

 

 小太りした娘みたいな人もいました。最初は、父娘と思っていたのですが、実は、○○金蔵爺さんの妻のようです。亡くなった時期が20年位違うと、夫婦でも親子みたいに見えたりもしますね。私の父親は、70代全般で他界しましたが、母親は、あれから、25年位たった今も元気で、92歳ですから、夫婦であっても、母と息子のように見えてしまうわけです。

 

 家族には、私の住んでいる今の家には、○○金蔵さんという爺さんの霊も一緒に住んでいると言ってしまったのです。

 

 私は、霊については、なんとも思わないのですが、家族にとっては、大変なことで、長男:「そんな気色の悪い所、すぐに引っ越すべきだ…」

ということで、2か月しか経ってないのに、もうその家を引っ越すことになってしまいました。

 

 大家さんや不動産屋さんには、○○金蔵という爺さんの霊が一緒に住んでいるので、家族が反対しているとは言えません。

 

 私が、いなくなると、この爺さんの霊にとっては、静かになったと思うかもしれませんが、自分が死んだと自覚しない以上は、霊界にいけないわけで、いわゆる、土地や家についた地縛霊なんですね。