・・・苦渋の決断
昨今の自粛ムードの中、イベントやコンサートは軒並み中止や延期。
震災10日後のイタリアオペラも出演者が帰国で、中止。
東京のリッツカールトンのガラパーティも延期。

さまざまなイベントやパーティが中止や延期を余儀なくされていますね。

そんな中、
私のご贔屓のJ系 T&T が横浜アリーナでライブをしました!

$小林美砂の『プラダを着た小悪魔ブログ』


節電に配慮して従来の1/5の電力使用量。
それも自家発電源車を使用してのこと。
いつものキラキラ電飾も無く、いたってシンプルなステージ。

ジュニアなし、ゴンドラ、クレーンもなく、
さらには巨大スクリーンもなくって、

『え~、ちょっと寂しい。。。』

(衣装の着替えも無かったし。。。)

アーティストの魅力もさることながら、
光の演出や舞台ごと動いちゃう
ラスベガスさながらのエンタメが楽しいJ系のライブ。

きらびやかなエレクトリパレードのような演出もなく、
(私はこれが大好き!)
急きょ演出変更を余儀なくされたとまどい感はぬぐえない。。。

おそらく、アーティスト自身がもっとも不完全燃焼のはずだけれど、
与えられた環境の中で、
最大限のパフォーマンスを生み出そうとしていたそのT&T君たちの熱意に感銘。

それが、オーディエンスとしても期待値を満たすものでなかったとしても。。

そこには、一生懸命さがありましたね。

Jイベントではめったにないらしい「お見送り」もして、
ビックリ!(1.7万人を見送るのって相当だと思いますよ)


ルイヴィトンのように
「震災後はすべて完全クローズ」という企業判断も
間違いではないし、
営業時間短縮での営業もちょっと不便だけど、
有り難かったりする。。

100%のサービスを提供できない状態での
営業に、
経営者ならば、誰しも歯がゆさを感じるでしょうし、
それならば、100%の営業ができる状態になるまで
クローズするのも然り。

けれど、どちらも苦渋の決断。

私が気になるのは、
自粛することで『士気が下がってしまっている』気配すらあること。

自粛ムードが一概に正しいとは思えないな~。

限られた条件の中で、お客様の期待に応えられるパフォーマンスを
生み出せるかどうかが最大の問題。

一企業にとっても同様の問題かと感じました。

今回のライブ内容に関しては

もちろん、賛否両論あるでしょうが、

それを覚悟の上で、
苦渋の決断をしてくれた
関係者の方々に深く感謝しています。


『 Marching J 』にも もちろん募金して、
スッキリ!

募金箱を持った男の子(ジュニアかな?)の笑顔が一番輝いていました!