おめでとう! 侍ジャパン!
一夜明けても興奮冷めあらず、『ワールド ベースボール クラシック』

野球ファンならずとも、嬉しくなりますね
。けれど、・・・・
小林美砂的視点から見ると、
試合の内容と共に、
いえ、本心を言えば、それ以上に、選手たちの『 洋服 』(着こなし)が気になるところ。。
いままでも、アスリート系の方たちのスタイリングをたくさん手掛けてきたけど、
極端に太ももが太かったり、肩の厚みが尋常でなかったり、
一般の男性とは違って、かなり体型の「クセ」があって。。。
背がそこそこ高いからと言って、なんでも格好良く着こなせる訳ではないということを実感してきました
。さて、今回のWBCの公式スーツは、ずばり コレ!
カラーはチャコールグレーで、生地は英国の名門スキャバル地を使用。
デザインはピークドラペルの2Bで、
クラシックでありながらもモダンなデザインが特徴。
ちなみに、
『 麻布テーラー 』が提供したものです。
ご参考までに、
麻布テーラーとは、低価格帯のオーダースーツのチェーン店。
麻布テーラーと言うネーミングだけれど、麻布には店舗がありませんよ(笑)
けれど、その名のニュアンスから、風格とファッション感性の高さを想像してしまうから不思議です。
さて、
このスーツのポイントは、『ピークドラペル』 (peaked lapel)
これは、ゴージ(gorge:上襟と下襟の接点にある切り込み)が逆三角で、下襟の先端が上に向かっているもの、先の尖っている襟のデザインのことです。
ダブルブレストのスーツではよく用いられるピークドラペルですが、これを、シングルのスーツですると、ぐっとドレッシーなイメージとなります。
また、
襟の切れ込みラインが、タテ線を協調してくれるので、
体を細身に見せてくれる効果があるのが最大のメリット。
このポイントは、どなたにでも使える便利な方法ですので、
是非皆さんも活用してみてください
。さらに、
プロフェショナルとして、『 私の極秘テクニック 』を紹介すると・・・
スーツの襟のラインと、顔の輪郭のラインが平行になっていると、
さらにバランスがとれます。
すっきりと見えるという訳です。
ちなみに、今回のオフィシャルスーツ、提供はスーツのみで、
ネクタイとシャツは、各選手の私物。
それは、それで、各々の個性があって興味深いですね。
特に、一夜明けた帰国前の記者会見では・・・
イチロー選手の、ライトブルーとネイビーのボーダー(ヨコシマ柄)が
モード感と遊びが表現されていて好印象。
「ごちそうさま」発言も受けましたし。。。
松坂選手は、思いっきりカジュアルな私服だったのですが、
どうしたんだろう?スーツ忘れちゃったのかな?(笑)
余談ですが、
イチロー選手は、密かにすごくおしゃれ。。。
アスリート系では、サッカーの「ヒデ」こと中田英寿選手の
ファッショニスタ(ファションマニアのような意味です)がつとに有名ですが、
いえいえ、「イチロー」も忘れてはなりませんよ。
イチロー選手がWBCのインタビューの時に肩に掛けていたバッグは、
なんと『ボッテガベネタ』
私も大好きで、愛用しているイタリア老舗ブランドなので、すぐに解りました。
イチロー選手の持っていたのはボッテガベネタのMADAGASCAR TOTE
それも、クロコダイル素材で、私の記憶では確か372万円也!
シャネルのバッグも持っていたような。。。
(男性でも持てるシャネルのバッグがもちろんありますよ。
おそらく シャネル パリビアリッツ トートかも?)
イチロー選手って、結構ミーハーなんだな~と好印象。
一昔前の野球選手のファッションセンスの悪さに比べたら、格段の進歩!
(野球一筋の人生なのだから、仕方ないとは言わせませんよ!笑)
イチローって、いろいろ素晴らしい(拍手!!)
さて、本題に戻って、このWBCオフィシャルスーツが
なんと、商品化される予定もあるとのこと。
もしかしたら、『侍(SAMURAI)スーツ』になるかも?
いよいよ、4月!
新年度のスーツとして、『ゲンかつぎの勝負スーツ』で購入してみてはいかがでしょうか?
『 ステイタスタイル 』