先日、東京建物Brillia HALLで上演されていた
『ベルサイユのばら50 ~半世紀の軌跡~』を観劇してきました!
この日のキャストはこちら。
この日のチケットを選んだのは、まずはなんといっても
凰稀かなめさんのオスカルをもう一度見たかったから!
あと、5年前に、『ベルサイユのばら45』というのを観劇したのですけど、
そのときのトークコーナーの出演者は1970年代のキャストでしたので、
今回は違う年代の公演のキャストのトークを聞きたかったから!
はあ~、結果的に大満足です!
この公演では、七海ひろきさん、愛月ひかるさん、彩凪翔さんといった、
退団後は初見となる方々、また、現役の歌劇団の生徒として、
凪七瑠海さんと水美舞斗さんも拝見できたのも、うれしかったです。
汝鳥怜さんが体調不良で降板されたのは残念ですが、
その代わりとして、未沙のえるさんが立派にお役を果たしておられました。
チケットさえ入手できれば、汝鳥怜さんには雪組公演でお会いできるはず。
さて、今回のトークコーナーの出演者は、初演時の『ベルサイユのばら』を
観劇して宝塚に入ってきた、第二、第三世代とも言われる、
1989年から2006年の公演のキャストの方々でした。
わたしは幼いころに、初演に近い時期の公演を観劇しておりまして、
その次に観劇した『ベルサイユのばら』が2013年の月組公演ですので、
ちょうどその間に上演された公演のキャストの方々になりますね。
わたしが知らない時期のエピソードを聞くことができて、よかった。
退団されてからかなりの年月が過ぎていると思うのですけど、
みなさん、舞台人としてのオーラがすごかった。
特に涼風真世さんは、声量も半端なく、ド迫力でした。
ダイジェストシーンでは、凰稀かなめさんのオスカルに再会!
ああ、わたしが宙組公演を観劇したのはもう10年前になるのか。
凰稀かなめさんのオスカル、やっぱり、かっこいい!
わたしが観劇したなかでは、外見も中身も一番原作に近いと思う。
しかし、「シトワイヤン、行こぉーーーーっ!」からのくだりは、
何度観ても心が沸き立ちますね。
七海ひろきさんのアンドレ、愛月ひかるさんのジェローデル、
彩凪翔さんのアランも、それぞれ新鮮で素晴らしかった♪
湖月わたるさんのフェルゼンと白羽ゆりさんのアントワネット、
その心情がひしひしと伝わってくる見事な演技で、切ない(涙)。
ダイジェストでの上演とはいえ、かなり心が揺さぶられました。
フィナーレも素敵でした。
バラのタンゴとか、ボレロとか、もう懐かしくて!
最後に和央ようかさんを中心に男役群舞があったのですけど、
この和央ようかさんというお方、20年近く前に退団なさったのよね。
それでどうしてあんなに踊れるのかしら……。
和央ようかさんだけではなくて、OGの方々の現役感(?)が
とにかくすごくて、そのことにも圧倒された3時間でございました。