先日、新国立劇場オペラパレスで上演されたバレエ

『ホフマン物語』を鑑賞してきました!

 

『ホフマン物語』はオペラも有名ですが、

オペラにしろバレエにしろその他の舞台作品にしろ、

『ホフマン物語』という作品を鑑賞したのは初めて。

結果として、好きなタイプの作品であることがわかりました!

 

わたしが鑑賞した公演回の主な配役は以下の通り(敬称略)。

ホフマン:奥村康祐

オリンピア:奥田花純

アントニア:小野絢子

ジュリエッタ:米沢唯

リンドルフほか:中家正博

 

主人公のホフマンは初老の詩人で、

過去の恋愛相手が人形のオリンピアと

ピアノ教師の娘で心臓が悪いアントニアと

高級娼婦のジュリエッタ。

リンドルフほか、というのは、その時々で

役柄を変えてホフマンの前に現れる悪魔。

 

まず、恋愛相手の女性たちについて。

オリンピアは、踊りの人形っぽいところがかわいくて、

アントニアは、踊る姿が本当に嬉しそうで心苦しくなり、

ジュリエッタは、踊りも含めてその存在がとにかく妖艶!

三者三様、まったく異なるタイプの女性たちの

それぞれの個性が際立つ踊りを見ることができて、

なんだかお得感がありました♪

 

ホフマン役は、すべての年代を一人で踊り、

悪魔役も、すべての役柄を一人で踊ります。

いずれも、踊り分けがすごいな、と思いました。

 

ダンサーさんたちの表現力がすばらしくて!

もちろん開演前にプログラムに目を通して

あらすじなどは頭に入っているのですが、

非言語表現でこれだけ伝わってくるとは!

バレエって雄弁だな、とつくづく思いました。

 

実に久しぶりにバレエを鑑賞して、

その魅力を改めて実感した一日でした!

オペラの『ホフマン物語』も観劇したくなりました♪