2017年9月生まれの娘は、日本でならピッカピカの新一年生ですが、スペイン在住なので昨年の9月から小学1年生(Primero de Primaria)で、今は3学期で最後の学期となります。


宿題は普段無いのですが、授業中に出来なかった課題を持って帰る事はあります。

今日持って帰ったのは、今習っているのが繰り上がりありの2桁の筆算の足し算と繰り下がり無しの2桁の引き算の宿題。


娘は普段スペイン語が日常会話だけれど、学校は準私立なのにバスク語オンリーなので、数字を読むのが少し苦手、バスク語の数字の数え方はフランス語と少し似ていて、35は例えばhogeita hamabost(20と15)、40はberrogei(20が2つ)、50はberrogeita hamar(20が2つと10)という様な数え方なのです。


私はバスク語の数字と簡単な文章なら分かるので、今の数学は手伝えますが、もう小3の文章問題などはGoogle翻訳にかけてもきちんと訳されず???となる事あるみたいで今から震えています。


娘はこの繰り上がりのある2桁筆算に手こずっているので、それを日本の小2になったばかりの甥の母である姉に話したら、なんと甥は2桁の筆算はまだ習っていないとの事で教科書を見せてくれました。



スペインの学校が進んでいるから凄いでしょ〜!と言うのでは無く、しっかりじっくり基礎を教える日本の方が良いなと思っています。


スペインはFracaso escolar(英:academic failure)といい義務教育を終えていない人は2023年で13,6%(18歳から24歳の間で中学を卒業していない人)だそう。


これで思い出すのが学生の頃、私は今ではガイドや通訳を生業としていますが、元々インテリアデザイナーとして働いていました。

こちらでインテリアの上級職業教育(Ciclos Formativos de Grado Superior de Formacion Profesional)を学び上級職業資格を取ったのですが、学校に入るには高校卒業資格(Bachiller)が必要なのと美術に関する試験(デッサンと美術の歴史)を受けて受からなければなりません。クラスメイトで数人中学を卒業していなかったので、美術の試験以外に別の政府の試験(確か数学・国語・歴史)を受けなればならず、それで義務教育を終えていない人が3人もいた事にびっくりしたのでした。



日本でも調べると2022年義務教育未修了者は約90万人 うち小卒は約80万人だそうなので、Fracaso escolar はスペインだけの問題でも無さそうです。




息子とユキちゃんの良い感じの2ショット。


タイトルのいつまでも振り込まれないお金、3月初めに提出した請求書。ずっとしていた仕事でまぁまぁ大きな額なんですけれど、いつまで経っても振り込まれず。催促2回しましたが未だに…。きちんとした会社というイメージだったのにショックで。


このまま踏み倒される事は無いと思いますが、なんだかなぁ〜!と。

バスク夫は今年の確定申告、個人でするより私とConjunto 連帯でする方が2000€(約33万円)安くなったからありがとうね!と言うので、どう致しまして!じゃあ浮いたお金の半額で良いから1000€頂戴ね♡と言ったら今度から黙っておくわと返されました凝視

お金貰えないけれど、春服買って貰える事になりました。着る服無いのでやったーイエローハーツ