先週の土曜日、先々週から予約していたアサドール(炭火焼きレストラン)のBEDUA べドゥアへ行って来ました。
ポルチーニ茸のスクランブルエッグ。
バスク地方はこの月曜日から規制がかかり市町村から出られない様になったのですが、行き先のZUMAIA スマイヤの町、なんと土曜日から感染者数が人口10万人につき500人を超えたのでレッドゾーンとなり、レストランなど強制閉鎖される事が前日の金曜日に発表されたそうです。
そんな事とはつゆ知らず、レストランから閉まるなどという連絡が無いので開いているだろうと思いレストランに到着
なんか…変。
駐車場の車が3台しか無い… 嫌な予感は的中して、なんと手違いで私達の電話番号を書き忘れ連絡出来なかった模様
オーナーの奥さんが本当に申し訳無いですと謝ってくれたけれど、ショックでちょっと思考停止
今から開いているレストランへ行くには遅い時間…仕方ないオシャレして来たけれど、このままマクドナルドで食べるしか無さそう…とガッカリして踵を返そうとしたら、奥さんが、ちょっと待ってと引き止めてくれました。
子供二人連れて、気の毒に思ったのか、もし良ければ料理出します!と言ってくれました。
アレレ?このレストラン、なんだか以前何処かで見たような?
そう!あの一躍有名になったスペイン映画【Ocho apellidos Vascos】オチョ・アペリードス・バスコス (バスクの8つの苗字と言う題名で、今ならNetflixで観れます。日本からでも観れるかな?)で主人公がヒロインの嘘の婚約者として義父と食事したレストランです。
この映画はラブコメディで、南のセビーリャ人から見た視点のバスク人やバスクについて面白おかしく表現していてかなり笑えます。今でこそETA(バスクの独立支持のテロリスト集団)が解散したから放映出来たようなもの。
スペイン語が分かる人(Netflixだと日本語字幕あるのかな?)には是非観てほしい映画です。
頼んだのは生ハムのクリームコロッケのハーフポーション。ハーフポーションとか言いながらかなり多いけど。汗
美味しかったのかお皿傾けてまで飲んでいました😅お行儀悪いよ〜。
デザートは私はチーズケーキ、写真は無いけれどバスク夫はライスプディング、娘はアイスを頼みました。
お客さんは私達家族だけ。
文字通り貸し切りでソーシャルディスタンス気にせずに良かったです。オーナーご夫婦、旦那さんが料理を作って奥さんがサービスしてくれたのですが、レストランのキッチンの方使わず、住居である上にあるキッチン使っていたみたいです。
バスク夫が、魚一匹焼く為だけに炭を起こさせて悪いなぁ〜と。
娘より少し年上の娘さん二人が階段降りてきたりして、家族団欒申し訳無かったかなと思い、そう言ったらとんでもない!と。
前日に急に強制クローズを強いられて、食材買っていたのに無駄になる所だったし本来なら開けているから全然気にしなくて良いですよ
家にいる気分でリラックスして下さい^ ^と優しいお言葉。
アサドール(炭火焼きレストラン)なのですがちょっとお値段高めです。でも食材はとても新鮮でどれも美味しくいただきました^ ^
賛否両論ありますが、コロナで大打撃を受けている飲食業界、出来るうちに少しでも手助けになればと思い外食していますが、有名店や昔ながらの店が潰れる話を聞いて悲しいです。
子供達はのびのび動き回れて嬉しそうでした。私は最近は息子がすごく動くから慌ただしくなるのが嫌で外食億劫なんですが、バスク夫は週末は外で食べたいみたいですσ^_^; まぁ、作らなくて良いし美味しいもの食べられるから良いんですけれど。騒がしくなるのが嫌なので、今は大人な雰囲気のレストランや高級レストランは無理です
↑今日雨が降ったので初めて息子に娘のお下がりのプチバトーのレインコート着させました。
帽子被せるとぴちょんくんみたいで可愛い
黄色や紺は男女関係無くお下がりさせる事出来るので便利ですね。
↓娘。一歳半位?姉弟似てないと言いながらやっぱりちょっと似てるな〜って思う写真が時々あります。