週末はゲタリアへ美味しい魚介類を食べに行こう!と随分前から予約していました。
バスク地方は大西洋側に面しているので新鮮な魚介類を食べさせるお店は多いのですが、特にゲタリアは炭火焼きが有名で、美味しい魚介類を食べたいのならゲタリアへ行けばまず間違い無いです。
ゲタリアで有名どころはミシュラン一つ星のELKANO、Kaia-Kaipe。両方とも以前にレポを書きました。今回行ったASTILLEROも記事に書いたと思うのですが、ここは前述の二つよりもエレガントさは欠けますが、その代わりアットホームで特に地元感があるお店だと思います。
そしてなんと言ってもコスパの良さ。前述したレストランだと一人一万は越すけれど、ここはそれ以下で食べられます。同じ港で水揚げされた魚使っているからクオリティは一緒です^ ^
テラス席はいつも一杯で、かなり前から予約しないと難しいです。
バスク夫と娘とわたしの3人で全部シェアをしました。
あさりのグリーンソース、赤座海老のフリット、蟹グラタン、ハタのソテー。
小イカを注文したらもう売り切れと言われ、ガッカリしていたら、少し残ったのでどうぞとサービスしてくれました。キャラメリゼされたみたいな玉ねぎがトロトロ甘くて美味
デザートはバスク夫はCopa de la casa(プリンやアイス、缶詰めのフルーツがのったパフェみたいな物)を娘とシェアして、私はチーズケーキをレアかベイクドか迷っていたら半々出してくれました。
このレストランは亡き義父のお気に入りレストランで、バスク夫は小さい頃からよく来ていたそう。バスク夫と私の初めてのデートの場所でもあります。
その時は赤座海老のフリット、メインに鯛(besugo)を頼んでくれたのを覚えています。
スマートにお皿に分けてくれたりして、かなり好感度がアップしてその後の恋の展開に大いに貢献したのも事実。決して食べ物につられた訳では無い
この日のサービスも最高で、全て美味しかったし(特に赤座海老と小イカ)、子供に優しいのが助かりました。子連れ外食のハードルはやはりグズったらどうしようという問題。先にも書いたようにここはアットホームな雰囲気で、ガヤガヤしているのもあって、ちょっと位子供がグズっても全然気にならない。スペイン人声大きいし。笑
例えばElkanoやKaia−kaipeはちょっとスノッブな雰囲気なので、子供がグズったらヒエーって思うので今の息子連れてだとちょっとハードル高く感じます。
全てパーフェクト!と言いたい所ですが、ちょっと難を言うならば、入り口からいきなり階段でエレベーターも無いのでアクセスが悪い事です。それを知っていたのでベビーカーは小さい物を持っていきました。
食事後はレストランの下にあるアンチョビやツナを売っているお店MAISORへ寄りました。去年の仕事で知り合ったここのオーナー姉妹がとても感じが良かったのと、ここのアンチョビをお客さまが美味しいとほめていたので以前から行きたかったのです。
パッケージが可愛いのでお土産にも最適
カンタブリアはアンチョビで有名ですが、バスクのアンチョビもなかなか美味しいです。でもそれよりもツナのオイル漬けは格別に美味しいので、重いし割れ物だけれどお土産にいつも買います。今回は家用に買いました。
ツナのオイル漬けは瓶から出して、細かく切ったエシャロット(か玉ねぎ)乗せて好みで塩をパラっとかけただけでも立派な一品だし、みじん切りのエシャロットとマヨネーズで和えてフランスパンと食べても美味しいです。う、書いてて涎が…。
娘がベビーカー押すと言ってきかない。すぐ近くに海があるから危なっかしい
網を手縫いで直していました。今も変わらない昔からの光景。
せっかくなのでサラウスZarautzに寄ってビーチ沿いを少し散歩しました。
遊歩道に届きそうな位、波がザッパーンと打ちつけます。
サーファーを見ると、昔シェアハウスで一緒だった誠くんやエイドリアン、ダグラスは元気かなぁと、彼らと海に行ってサーフィン教えて貰ったり、ビーチか写真撮ったりしていた昔を思い出したりします。
バスク夫に当時の話をして、話しているうちに思い出してくる事も沢山。