昨日(17日木曜日)はバスク夫の誕生日だったので、バスクの内陸部のTolosa トロサにあるCasa Julian カサ フリアンへ行ってきました。
娘は保育所なので久しぶりの二人きりのデートですウインク
以前にも何度か記事にしたお店ですが、美味しい炭火焼き肉を食べさせる所で有名です。

以前は知る人ぞ知ると言う穴場な感じでしたが、最近はイギリスや日本のメディアにも紹介されたのでお客さんが増え、私の所にも予約依頼が良く来るようになりました^ ^


中は、以前は土間みたいな所にコカコーラなどの空き箱が積み上げられていたのですが、数年前にリフォームされ小綺麗なウェイティングの場になっています。前は入ったら薄暗くて倉庫みたいで、何これ!?本当にレストラン?みたいな感じだったので穴場感が凄かったんですが、それが無くなって少し寂しいですが、古さを残しつつ上手くリフォームしたなぁと思っています。


大きい肉の塊。


若い時のXabi Alonso シャビー・アロンソの写真が。彼はトロサ出身です。他にもサッカー選手や有名人の写真が沢山飾られています。


食堂は肉を焼く窯のあるメインダイニングとサブダイニングの二つで、メインダイニングはやはり人気なのですぐに予約で一杯になります。
煤けた壁に埃だらけのお酒の瓶が雰囲気たっぷり。笑 布のテーブルクロスじゃ無くて紙です。
子連れだとテーブルクロス(紙)に自由にお絵かきしてねウインククレヨンの箱を持って来てくれます。

こんなカジュアルな雰囲気ですが、値段は決して安くは無いです。私達はお酒を呑まないので安上がりだけれど、この日は一人当たり80€(約9,600円)前後でした。


注文が入ったらどんどん焼かれていく肉たち。


お通しのほうれん草とチーズのポタージュ、ブラックオリーブ粗挽きがけ。


イベリコ豚の生ハムのハーフポーション。


メニュー外(季節もの)の野菜とフォアグラ、野菜ポタージュがけ。見た目あんまり美味しそうじゃないんですが、卵の黄身も入ってくずして食べます。ポルチーニ茸、長ネギ、人参などの野菜のソテーとフォアグラが入っていて美味しかったです。


ポルチーニ茸のスクランブルエッグ。ポルチーニのコリコリした感触が好きなので、もうちょっとポルチーニが大きめだと良かったのにと思いました。


お肉の付け合わせの赤ピーマンのオーブン焼き。
これは私のお客様には絶対に頼んで下さい!とオススメする一品です。甘くて美味しい、肉に合う!


メインのチュレタ!
写真じゃあなんか黒焦げに見えて全然美味しくなさそうガーン でも、お肉が柔らかくて火の加減も丁度良くて最高に美味しいですラブ


赤身肉なので食べていると体温上がって暑いデレデレアセアセ美味しい肉を食べたいなぁ〜と思ったら絶対にここは間違いないです。
肉の火加減も好みにして貰えるし、ウェイターさん達も何度かどう?と訊いてくれて、お客さんが増えたからか以前より細やかなサービスになった様に思えます。

デザートは自家製レモンアイスとチーズケーキ。


バスク夫の誕生日だったのでロウソクつけてくれましたキラキラ36歳!おめでとう〜誕生日ケーキルンルン
私より一つ上なのに、日本人には私より若く見られるピチピチお肌の持ち主。
しっかり者で有言実行の男、基本優しくて面白いバスク夫にいつも楽しませて貰っています。
妙にキッチリしていて頑固だから、ちゃらんぽらんな私には母親みたいな存在。でも子供っぽい所もあって、可愛い。これからも元気でいて下さい。


食後のコーヒーはサービスにしてくれていましたラブラブ

オーナーのマティアスさん。もう御隠居の身ですが時々顔を出すようです。
私はてっきり彼が店名のフリアンさんだと思っていたら、色々経緯を教えて貰いました。カタルーニャの話から日本人観光客の話、数ヶ月前にマドリッドに2店舗出したそうでそれについての話もしていたらすっかり話し込んでしまいました。


一緒に写真撮る時はハイチーズ!スペイン語だとパーターター/ポテトの意味なんですが、彼とはチュー・レー・ター!(骨付き肉)で笑い泣き

バスク夫は久しぶりの美味しいお肉で大満足。午後は娘を迎えに行ってサンセバスティアンの時計屋さんに例の時計を見に行きました。来週届くらしいのでウキウキです。
私からのプレゼントは土曜日にビルバオへ行くのでその時に一緒に買おうと思っていますチョキ