旅行間近で興奮してあまり眠れませんでした。小学生かっ!て感じです(^^;;
で、娘も寝ているしブログタイムです。


ローンも終わり今でこそ、良い生活というのが出来ているけれど、学生の時は本当に貧乏でした。
アパートシェアしていて、渡西前におじいちゃんから借りたお金で毎月カツカツ。学生時代の最後の方は違法で(学生ビザなのに仕事する)バイトしないとやっていけず、弟にお金を借りた位。

そう、この前お金の貸し借りについて書いたけれど、私は借りる側でした滝汗
本当に、有り難いお願いキラキラ恩は一生忘れません。


アパートシェアしていて追い出された時の話、昔シェアしていたけれど、そのアパートオーナーの友人が入居したがったけれど部屋が無くて、最後に入った私に来月出てくれるかな。(ハテナじゃなく決定前提)と言われて泣く泣く他を探した時の事です。

あの時の無力さと言ったら無かった。

後、サンセバスティアンの不動産が高い事もあり、夏に間は家賃が2、3倍になるからと言う理由と、シェアしていたルームメイト達は学生で夏の間は実家へ帰るから、と他探したりとスペインへ来て16回の引っ越しをしました。


この家を購入前にバスク夫と同棲し始めた時も、家購入後もローン金額が高くてカツカツで、冬に満足に暖房もつけられない程(⌒-⌒; ) 厚着して頑張っていました。
でも、ヤドカリみたいな生活からやっと解放される!と本当に安堵しました。

バスク夫とは少し貯めたお金で旅行とか美味しい物食べに行ったりしていて幸せだったし、貧乏な学生時代もそれなりに楽しんでいました。


すごく覚えているのが、2005年?だったっけ、サンセバスティアンの夏の大祭りの時期。
いよいよお金が底をついてきたと言う事で、初めてスペインでウェイトレスとして働き始めたOrio オリオと言うサンセバスティアンから車で20分の近郊の街の海辺の大きなバーレストラン。

テレビ越しに花火を見ながら、なんだか寂しくなって、なんでこんな所で毎日毎日安い賃金でこき使われてるんだろ…。と。

そりゃあオーナーには雇ってもらえて感謝していますが、あの時期のスペインはバブル期ですっごい忙しい時期で、毎日バスに乗って、それから中心地から海までは歩いて片道30分。日中もずっと立ち仕事で、初めの方は帰り道で足がガクガク、朝から晩まで働いて本当にクタクタでした。


あの頃の私は、今の生活を想像して居なくて、でもずっとがむしゃらに走ってきたなぁ〜と。だから、今の娘やユキちゃんとのほほんと暮らせる生活が本当にありがたい。


バスク夫とも、一緒にお金のない時期を過ごしたからこそ絆が強くなったし、本当にこの人は言ったことをきちんとしてくれるんだなぁと、今回の事で更に尊敬しました。

と、久しぶりの思い出話ウインク 初めて同棲したアパートの写真、たった8年前なのにめちゃくちゃ懐かしいです。