バスクの冬の風物詩であるSidrería シドゥレリア(サイダーハウス)へ行って来ました。りんごの発泡酒(シドゥラ/シードル)と塩鱈のオムレツ、塩鱈ピーマン乗せ、チュレタ(Tボーンステーキ)の定番メニューを出す酒蔵&レストランです。
シドゥレリアについては【バスクの冬の風物詩といえば】で詳しく書いています。


今回はASTIGARRAGA にある有名どころのPETRITEGI ペトリテギ。普通のシドゥレリアは冬の期間しか開いていないところが多いのですが、ペトリテギは年中開いています。

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昔のシードルを作る機械が飾られています。ペトリテギはグループで希望の場合、シードルの歴史のビデオを見せてくれます。(期間による) 日本からのお客様への接待にもってこいです。


スタンダードメニューを頼みました。シードル煮込みのチョリソー、塩鱈オムレツ。
シドゥレリアは基本、個別にお皿を貰えないので、大皿からみんなでつついて食べるのが定番スタイルです。

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もりもり揚げピーマン乗せた塩鱈のフリット。

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メインのチュレタ(Tボーンステーキ)!みんな野生的にグワーって食べたので、この後2回お代わりしました。

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入り口でコップをもらい、奥の樽の蛇口を開けてくれるので勢いよく出てくるシードル(りんご酒)をコップでキャッチします。
私は授乳中なので呑めないのですが、ここは手作りりんごジュースもあるのが嬉しい所。普通のシドゥレリアではりんご酒!でなければ水!って所多いので、バスク夫はお酒飲まないので、家からコカコーラやファンタを持参します。

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シードルは16世紀のスペイン大航海時代、バスクの船がアメリカ大陸に行く時、何ヶ月にも及ぶ航海で壊血病で死者が出始め困惑。その対策として、ビタミンCが含まれている保存の出来るシードル(りんご酒)を船に積む事により壊血病を解決したとの事。

美味しくてビタミンCも摂れるなんて一石二鳥ね。来年のシーズンには呑めるようになってるかなウインク


デザートは、殻に入ったままの胡桃と瓦とシガレットの形のバスク定番の焼き菓子、メンブリーリョ(マルメロの羊羹のようなジャムを固めたようなもの)とチーズ。


殻に入った胡桃は胡桃割りでバリバリ割りながら食べるとどうしても食べ過ぎてしまうけれど、脳に良いって聞いたからカロリー高いけれど今日位は良いよね〜脳みそ 以前、脳の形をした物が脳に良いと言う記事を読み、胡桃は脳みそに似てるから良いんだとさ。

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おまけのユキちゃん。