もう8月になりましたね。7月半ばにブログを始めて1年経っていたのに気付きました。思いつくまま日記代わりに書くブログを読んで下さる皆様、ありがとうございます、これからもよろしくお願いします。
さてタイトルの【経営者から学ぶ】ですが、最近起こった事で、まず私だったらと思い、考えさせられたお話です。
バスク夫の会社(家族経営)は、オフィスに雇っている人は4人とその他フリーランスの下請けが60-70人の小さい規模の会社です。
オフィスでは、4人と義兄2人とバスク夫の7人で、一番長く勤めている人は30年以上。
ここ数ヶ月前から、3度に渡りお金の入った封筒が無くなるという事件(?)がありました。総額500€(約6万円)程度で、高い額では無いのですが、お金が無くなるという事は気分が良いものではありません。
で、バスク夫は犯人が誰なのか分かったんです。確信的にこの人だと分かったにも関わらず、彼がとった行動は、〔何もしない〕という事でした。
1、2度だったら、そういう事もあるか、オカシイなと言っていて、3度目に確信に変わったのですが、私なら4度目防止の為にも、その犯人(従業員)に一言釘を刺すために、目を見ながら犯人はもう誰なのか知っていると言うと思います。
その人は、経理の人で普段から常にお金の出入りを見ています。
普通の給料よりもかなり良いし、ボーナスが年に3度あるけれど、利益を貰えればもっと働くのになどと言ったり少し狡賢い所があるみたいで、入るお金は羨ましそうに見るけれど、出て行くお金は見ていない。
法人税で毎年300.000€払う会社の身にはならないのに、裏で愚痴を言う(これはバスク夫が偶然にも会社内のメッセージで愚痴メールを見てしまった)。こんなにお金が動くんだから少し位とっても別に良いかと思ったのかな?
誰でも、働いている会社の愚痴の一つや二つあると思うのです。
残業も無し、給料も良い、自分で言うのも何ですがホワイトな会社で、こんな仕打ちはないなぁと思うのですが、それを上回る妬みや嫉みは恐ろしい。
バスク夫は、4度目が起こらない限りは同じ経営者の義兄達にも言わないそうです。
もちろん、義母は経営に関わっていないけれど株主の1人で、会社にはあまり顔を出さないので、それについて言ったそうです。
お金が盗まれる、という事はお金の額云々では無く、会社での信頼関係を崩す事です。ましてや経理の人だなんて。
もう封筒が無くなりませんように。
皆さんならどうしますか?