玉置神社の鳥居をくぐって参道の方に向かいます。
足の悪い旦那は平坦な左の道へ、
私は階段を下って社殿の方に向かいました。
雪で足元が悪いだろうと思いきや、
気温が低いせい(?)でパウダー状の雪はさらさらのまま、
ぬかるんでいる所もなく比較的歩きやすかったです。
参道を下っていくと、直径11mもある「大杉」が見られます。
先に数人の人がいたので、階段の途中から見学しただけですが、
間近で見たら迫力に圧倒されていたでしょう。
本殿で参拝。
華美ではありませんが厳かな雰囲気。
なんとなく畏怖を感じます。
本殿の隣にある「若宮社」、「神武社」の裏側に行くと、
「夫婦杉」、「神代杉」を見ることができます。
神代杉は樹齢3000年!
本殿に向かって若宮社と反対方向に進むと、
「三柱神社」(稲荷神社)があります。
またこの神社の先に行くと、玉置山山頂に向かう道があり、
その途中にある「玉石社」に行ってみます。
登山道はこのような上り坂で、運動不足の私にはきつかった。
途中休みつつ、息を切らしながら辿り着きました。
写真には写っていませんが、玉石がご神体として祀られています。
ここで不思議な事が起こりました。
参拝して写真を撮ったりしていると、急に幸福感(?)が沸いてきました。
辿り着いたという達成感などではなく、
率直に幸福感かなぁ。。。しかも勝手に沸いてきたのです。
私はパワースポットと言われる所に行ったとて、
何か見えるとか聞こえるとかは全くなく、
何となく居心地がいいかなぁと感じるくらい。
涙が出そうなくらい、感動というか幸せを感じたのは初めてです。
下の三柱神社に旦那を待たせていたので、
後ろ髪を引かれながら山道を下りて行きました。
玉置神社を後にして、途中、道の駅で昼食を取り、
帰路の途中にある「熊野本宮大社」に立ち寄ります。
こちらで参拝した後、道を挟んで徒歩10分位に所にある「大斎原」へ。
日本一大きい鳥居。
写真等を見て、以前から訪れたいと思っていました。
この後、熊野三山の最後の神社「熊野那智大社」へ。
奥に見えるのが「那智の滝」です。
本当はこの御滝を祀っている飛瀧神社に行きたかったのですが、
参拝するまでに日が暮れてしまいそうで、断念しました。。。
熊野三山と玉置神社に行こうとすると、まる2日は必要ですね。
もう少しゆっくり参拝したかったです。
そして、出来ることならもう一度訪れて、
熊野古道を歩いてみたいですね。
翌日、那智勝浦を発ちましたが、
一気に家まで(約600km)帰るのはさすがにしんどいので
静岡で1泊することにしました。
富士市のビジネスホテルからの景色。
翌日、梅園のある岩本山公園で梅を鑑賞したあと、
家に帰りました。