前進PET検査の結果、転移は認められなかったようだ。

 


 

 

 

正直ちょっとほっとした!

 

 


 

 

 

今後の治療計画はまだ未定のようだが一つの選択肢としてトラベクテジン(ET-743 ヨンデリス)の治験の話が!!

 

 


 

 

 

トラベクテジンはホヤEcteinascidia turbinataから得られた新しい抗がん剤のようだ。

 

 

(EU、その他ヨーロッパ数国、アメリカ、ロシア、韓国では認可されている)

 

 


 

 

 

このトラベクテジンは進行した肉腫の治療に対し効果が期待され注目をされているらしい。

 

 


 

 

 

現在の治験データでは50%(腫瘍縮小10%腫瘍安定化40%)でコントロールされているとのこと。

 

 

この数値を高いとみるか?低いとみるか?は、人それぞれであると思いますが脂肪肉腫の治療効果の現状と現在日本で認可され肉腫に効果があるとされている抗がん剤と比べた場合、悪い数値ではないと感じてはいます。

 

 

特にすでに現在、日本で認可されている抗がん剤治療により使用後の効果が思わしくなかった患者さんにとっては新しい抗がん剤が増えるということは吉報だと思う。

 

 

(日本ではまだ治験段階だが)

 

 


 

 

 

トラベクテジンは副作用も心毒性、神経毒性は来さず脱毛も少ないようだ。

 

 

(主な副作用としては、肝障害、好中球減少、嘔吐、嘔気など)

 

 


 

 

 

ただし、治験薬であるかぎり予想外の副作用が起こることも頭に入れておかなければならないと思う。その中にはとても身体に厳しい副作用もあるかもしれません。

 

 

そして効果の期待も肉腫患者の臨床数の少なさなどの問題もあり実際のところどの程度効果が表れるのか?

 

 

効果が得られなければ腫瘍増大のリスクもあるということも理解しておかなければいけないと思う。

 

 


 

 

 

でも、タイミング良くこのトラべクテジンの治験が行われていてまだ募集期間だったので一つ選択肢が増えてよかったというのが正直な気持ちです。

 

 


 

 

 

ただし、仮に治験薬の使用希望を出したとしても採用されるかはわからないのでそこは運か!?

 

 


 

 

 

どちらにせよ、今後の治療方針として治験募集を行っているトラベクテジン、既存の方法を含めたメリット、デメリットなどをドクターとよく話し合いすべてを理解したうえでどの治療方針を選ぶのかがとても重要になっていくのだと考えています。

 

 


 

 

 

そしてこれから行う治療は、抗がん剤治療、手術も含め今起きているコトというより再発した肉腫を手術で摘出した後の再発、転移の防止の可能性を少しでも高めるための治療であることも理解しておくことも忘れてはいけないと思う。

 

 


 

 

 

基本的には、今すぐ手術を行うことは可能ではあるが前回の手術により骨盤内全摘を行ったことで脂肪、筋肉などに手を加えるには問題もあるので、何らかの抗がん剤による化学療法の後に手術を行うという方向でいくのではないかと推測しています。

 

 


 

 

 

なにはともあれ治療の効果が出て、すべてが良い方向に向かってほしいなぁ~