明日?もう日が変わったので今日手術をむかえます。
取り除く脂肪肉腫は3っ。
骨盤内臓器全摘出です。
術後は人口尿道と人口肛門の二つのストーマが左右にできることになります。
ドクターから手術の話(リスクなど)術後の予想できうるいくつかの状態の説明を聞いてきました。
手術中におけるリスクとしては全身麻酔による長時間の手術(スケジュールでは12時間。実質8~10時間)になるので血栓の問題が一つ。そして出血の問題があげられました。今回は輸血が必要になるのはほぼ確実とのこと。
手術後のリスクは感染症(MRSA)。感染症のリスクは手術を行う場所と傷の大きさからして低くないのでなんともいえないとのこと。
当然ですが本人は精神的に限界のとこにいます。
病院を出る前にいろいろ話をしてきました。
でも本人は絶対に弱音は言いません。
弱さを出したら立ち上がれないと考えているからです。
だから私もそのことは聞きません。
でも、生きるということ。
そして、死ぬということ。
何かが起きた時どうしたいと考えているのかなど多くの思いを話してくれました。
私も自分自身のあり方を話あいました。
最後にヤツが願いを聞いてくれというので何かと思ったら・・・・
隠し持っていたタバコをくれました!
しばらく喫えそうにないから捨ててくれと。
そしてもう二年間も禁煙を続けている私に代わりに一本喫えと(笑)
冗談交じりですが強い思いや手術、病気にたいする決意がこんな小さなことからも伝わってきました。
でも、その時のヤツの眼は大きな決断をした眼をしていました。
そして、それは彼らしい表現のしかたでした。
ヤツが私に伝えたかったホントの意味は別のことだからです。
二年間禁煙していましたが家に帰って1本だけそのタバコを吸いました・・・・
とても懐かしい香りといろんな思いが頭をよぎりました・・・
涙が出て鼻水も出て・・・・でもその香りは特別な記憶として残ると思います。
残りのタバコはヤツが無事戻ってきて元気になったら返してやります。
ヤツの決意が込められたタバコだからね!
なにはともあれ手術の成功を祈ろぉ~
そしてもう再発がおこらないことを!