昨日から5クール目に向けて友人が入院した。

 

ただし、入院前の外来で前回検査をしたMRIの結果から転移は認められなかったもののPET検査では腫瘍が小さくなってたと考えられていた箇所は、抗癌剤使用前と大きさにほとんど変化がないことがわかった。ただし、癌事態は柔らかくなっているということだ。

 

このことが意味することは何か整理してみた。

 

4クール目までの抗癌剤の効果は薬は効いているが成果が出ていると判断するのは難しい。

 

検査結果から抗癌剤使用中は癌が小さくなっているが、休息中の癌細胞の増殖速度が速いため元の大きさに戻ってしまっているのは明白。しかし、現在使用中の抗癌剤に対する免疫力はこの癌細胞にはまだついていないと考える。

 

現状では抗癌剤の効果をどう判断するかは難しいが、転移が認められていないということは、その点においては効果を発揮しているといえるだろう。

 

しかし、手術における最小限の腫瘍摘出による人口肛門・人口尿道の回避は、リスクを考えるととても困難になったと考えるべきだろう。

 

 

私個人の考えでは元の癌事態が抗癌剤の効果により人口肛門・人口尿道をともなう手術にならないほど小さくなることは困難だとは当初から思っていました。(でも効果を期待はしたし、祈りもした)

 

だだ、抗がん剤治療による効果として転移を防げることができれば!このことが最重要だと考えていた。

友人の身体が抗がん剤の副作用に耐えられる状態にあるならば抗癌剤治療を続けることで転移の確立を減らすことは可能だと考えています。(再発は別問題ですが・・・・)

 

で・・・・その副作用ですが腎機能がかなり深刻らしいので尿検査の結果しだいで5クール目にはいるか決めるとのことです(汗)

無理なら放射線治療に入るか手術ということになると予想されます。

 

このことから病院側の抗癌剤の効果に対する期待は転移して生み出された癌細胞の抗癌剤による早期死滅ということだろうと思われます。

 

抗癌剤治療にも関わらず薬の効果が全くなく元の癌細胞が大きく成長してしまっていた場合、体内に放出された癌細胞はそのメカニズムから強力な癌細胞となるとが、劇的に小さくなっていないとはいえ現状の大きさの癌では体内に放出されている癌細胞はそこまで強力な変化かしていないということだろう。(しかも、まだ薬の抗体が出来てない)だから抗癌剤による治療開始から現在にいたるまでに転移はみられていないと考えられるのだと思う。

 

友人のテンションは当然ながら下降ギミ・・・・

 

そりゃそうだ(涙)

 

でも、まだ悪いことばかりが起きているわけじゃない!

 

戦うぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!