皆様、こんばんは☆



ミドリです。








それでは今日は前回に引き続き、奈良・山の辺の道ライトワーク、三輪編②をお届けさせて頂きます。





前回のライトワーク①






今回の旅の記録は、私の主観的要素がいつもに増して大きいかと思いますので、

そのような私の物語的な内容として、

お読み頂ければと思っています。





また今回の山の辺の道でのライトワークは、桜井市から奈良市までの全ての道を行かせて頂いたのではなく、

三輪、檜原、纏向のあたりのエリアに絞って巡らせて頂いています。


今回の私のお仕事がそのエリアに集中していましたので、山の辺の道を軸にしてその辺りをまわらせて頂きました。









さて、前回は大神神社の鳥居に到着したところまででなんと終わっていましたので(;'∀')、

大神神社の境内に入らせて頂くところから始めさせて頂きますね。











二の鳥居に到着するや否やばたばたと大粒の雨が降ってきたので、

傘をひろげて入口の手前で足を止めて休んでいると、少しして雨が止んでくれました。




おかげで色んな意味で一呼吸つくことができ、自分を取り戻した私は、

準備の時間をくれた雨に感謝して、

この大きな鳥居をくぐり雄大な参道へと歩を進めました。












大神神社の参道は、まるで時が止まったような静寂と、回転するエネルギーの渦がトンネルのように続いていて、とても不思議な空間でした。




私はゆっくりと、太古の昔へと引き込まれて行く、まるでタイムトンネルのようなこの導きの結界を進んでいきました。












参道を優しく包むように茂っている木々たちが、やはり私を知っているようで、

やがて少しずつ声をかけてきました。











「〇〇ちゃん。ーわかるよ、〇〇ちゃんでしょう」

「また会えるなんて嬉しい。また戻ってきてくれるなんて嬉しいよ」

「覚えているよ。よくきてくれたね」

「気にかけていたよ」


やさしくてあたたかい木々たちの言葉が心に沁みました。



私を覚えていてくれてありがとう、

何度もそう伝えました。


ただただありがたい想いが溢れました。




そうして参道を抜けていくうちに、昔この参道を歩いていた自分が今の自分へと重なっていくのでした。











拝殿に近づくといつのまにか、

新しい方がサポートについてくれていたことに気づきました。




その方は物部の方でした。


その物部の方は、過去世において私の世話をしてくれている方であったようでした。





私の過去世の時の立場や状況を今の私から見ると、

物部家の方が過去世の私の世話役に付いてくれていた、というのは少しおかしな気もするのですが、

やはり今私が知っている歴史と当時の私が生きていた実際の歴史は異なることが多くあり、

過去世の私からすればそれはごく当たり前のこととして感じられました。





ーそしてもっと言うならば、

私の過去世の記憶が正しければ、今に伝えられている正史、いわゆる記紀の内容はかなり異なっていることになってしまうのでした。




その詳細をここで伝えることはできませんが、

私にとってはそれ以上も以下もない、ただの真実の記憶でした。



ですからそれを私にとっての真実の歴史として、

その私の歴史をベースとした世界で、

今回私のできるお仕事を行わせて頂きました。






そしてこの物部の方はずっとこの旅の最中私に付いてくれて、

私の導きをして質問にも答えてくれて、阿吽の呼吸で私をとても助けてくれましたので、

こんなありがたい方と再び今世で縁がついたことがとても嬉しくて喜んでいたのですが、

纏向で帰りの電車に乗った時にはもうその方はいなくなってしまっていました。



その後何度呼びかけても応えてくれることはなく、

物部の方はこのエリア限定でしか関わってくれない存在のようでした。




通常は一度ご縁がついた存在はその後もずっと関わりを持つことができるのですが、

大変残念ながら、その物部の方とはその後も一度もつながることができていません。












拝殿が見えてきました。




小雨のぱらつく中、見上げる視界には、

拝殿の前に古代の形式のままの姿の縄鳥居が聳えています。


縄鳥居は左右に柱を立ててしめ縄を渡しただけの横木すらない鳥居で、

自然そのものを崇拝する三輪の原始信仰の面影を強く残していました。




本殿を持たずに拝殿からご神体である三輪山を直接礼拝するという、

日本最古の神社である大神神社ならではの景観でした。













ようやく拝殿に到着です。



そこには粛々たる存在感で、私を待っていて下さった方がいらっしゃいました。



拝殿ではその方に、そしてこの三輪の地に、帰還のご報告をさせて頂きました。




たくさんの参拝者がいましたので、泣くまいと頑張りましたが、

それは無駄な試みでした。














過去世の私はこの地でも祭祀、ご神事を行わせて頂いておりました。



それは、自分の身の宿命のような罪深さを感じての、ある種不惜身命のご奉仕でもありました。



私がつながなくてはならないと、

できることは何でもさせて頂くのだと、

自分の命を全うするように行っていたことを覚えています。




美しく神聖な三輪の神奈備は当たり前にそんな私を受けいれ委ねてくれましたが、

私はこの地に存在を許されるだけで、共に在れるだけでありがたく申し訳なく、

来る日も来る日も新たなご神事にこの身を捧げることでしか、

自分の生の意義も一族の重責も大和の未来も、全うしゆくことが出来なかったのです。















さらに空気が一段と冷え込んできました。


風も強く吹き込むようになり、細かな雨が降ったりやんだりして、

お天気がだんだんと不安定となっていきます。




寒さが体に刺すようでしたが、

私はかじかむ手を何度も握り直しながら、

今世初めて訪れたこの三輪の地を全身で感じさせて頂きました。



呼吸をするごとに、

かつてこの地にいた私がさらに鮮明に蘇ってくるかのようでした。





全てを思い出すことはもちろん恐ろしくもあったのですが、

私はかつての自分と一つになるために今ここにいるのだと、

自己の魂の解放を試みた今回の旅でもありました。













…とこのまま過去世の自分自身へと没入して旅を進めていくのかといえば、

私はライトワーカーとしてのお仕事をするためにもこの現地に参らせて頂いていますので、

不思議とその境界線を保つことができていました。




自分でもその切り替えの早さには驚きましたが、

重要ないくつかのポイントに着くと咄嗟にチャネリングが始まり、

ライトワーカーとしての私が発動し、為すべきお仕事をさせて頂いたのでした。





三輪で私がとらえられたのは螺旋のエネルギーが多く、

それらを使って新たにアセンションのリズムの中継として、またある流れの中心として、

新たに開き繋げさせて頂き、新しい構築も加え、

宇宙とも地底とも繋がる柱をたて、

開闢のお手伝いをさせて頂きました。













こちらは次の目的地へと向かう途中で見えた桜井市の景色です。



郷愁を湧かせるのどかで美しい風景に心和ませながら、

この道中でも螺旋をいくつか動かし、さらに調整をさせて頂いています。















そして次に到着したのは、大神神社の摂社、大直禰子神社です。



この神社のご祀神等や滞在の詳細は訳あって省かせて頂くのですが、

お伝えできることといえば、こちらの神社には強い意図と意義を持った硬い結界が張られていたのが印象的だったことです。



ですからお仕事をさせて頂く時にもこの結界に触らないように行わせて頂きました。












基本的に三輪山付近の神域は全域にかなり強い結界が張られていましたので、

それ故にのどかな民家と田園の広がる居住地域との明確なエネルギーの縦分けが出来ているようでした。



そしてそれによって、この神域の世界観、三輪に宿るその全てが古代のままに残存しているのでした。



私に付き添ってくれたあの物部の方も、この神域から出ることはできないのでしょう。




ですが逆に言えば、

またここへ戻ってくれば、私はあの時代にいつでも帰ることができ、

私を知る方々に会うことができるのです。




私は正直この旅を終えてもこの過去世の全てを思い出すこと、自分にその全てを集約することがまだできていませんので、

きっとまたこの地に戻ることになるのだと思います。













ということで、今回はここまでになります。




まだ旅としては三輪地域を出てもいないのですが、果たしてこれはいつ終わるのかしら…と私自身が思いつつ(;'∀')、

とはいえこれ以上は言葉が出て来ませんので、③へ続かせて頂きます。



私の負担のないペースで引き続き綴らせて頂きますので、

ご興味のある方だけ、気長にお付き合いくださいね。





また、過去世を思い出す、その詳細を思い出す、ということをこれから必要があって経験される方にとっても、

このつたない旅の記録が何かのお役に立てるのではないかとも思いますので、

また続けさせて頂きます。




どうぞ宜しくお願い致します。







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