「6/21 VAN HALEN @東京ドーム」音響最悪 | レコーディングスタジオ&ボイトレ/ギター教室@千歳船橋

「6/21 VAN HALEN @東京ドーム」音響最悪

先日、東京ドームへVAN HALENのライブを観に行ってきました。


東京ドームの音響や、デイヴの歌の不安さ、ウルフの存在・・・

これらの不安要素のせいで、行くかどうか直前までかなり迷っていたけど、

もう次があるかも分からないからってことで行くことにしました。



さて、開演時間をちょっと押した頃でしょうか、暗転と同時に始まりました!

そしてギターのリフが聴こえた瞬間から耳が痛い!

一瞬何の曲やっているか分からないほど・・・。

途中、少々改善された感じはしましたが、

ハイはギンギン回りまくって、ローはスッカスカ!


ギターのリフにしても歌のメロディーにしても、

曲を知っているから予測して聴いているようなもんじゃないかな?

たぶん、あまり知らない人は何演っているか分からなかったでしょうね。


おそらく席によるちがいもあるだろうからアリーナ席の聴こえ方はわからないけど

とりあえずスタンド席は最悪な音響でした。

10年以上前にドームでの仕事の経験もあるけど、こんな音響じゃなかったはず!?

だからここまで酷いのはPAのせいでしょう。



さてさて、今回のツアーは「デイヴの復活」がアピールされていますが、

決して「オリジナルVAN HALEN復活」ではない・・・


やはりウルフはバンドのメンバーにはなれず存在感はない。

できれば、ここにマイクがいてほしかった。

そして、真のパーティーバンドの姿がみたかったな!


デイヴは・・・声は出ていたと思うけど、

もうちょっとしっかり原曲のメロディとリズムを大切にしてほしいね。



このツアーのセットリストは最新アルバムとデイヴ在籍時のナンバー。

それだけでも名曲ばかり!あらためて彼らの楽曲には心躍らされる!!


オーディエンスが期待する曲に歓声が揚がるたびに鳥肌がたち、

そしてラストの「JUMP」でイントロのシンセが流れると体がジーンとなった!

ギターソロを弾き、ブレイクから再びシンセのリフが流れると感情が込み上げるものが・・・

やっぱり俺はVAN HALENが好きなんだなって!!



そんなこんなで予想通りがっがり?なライブ・・・ではあったけど、

エディは元気そうだった!たぶんこの時期の蒸し暑さで髪を結んでいたのかな?

昔のように飛んだり跳ねたりはもうできないだろうけど、

バンドもエディもとりあえず健在であることは確認できた!


Edward Van Halenは史上最も偉大なギターリストであり、

過去の偉人に肩を並べる程のミュージシャン(音楽家)であるでしょう。

そして、VAN HALENは(もはや?)伝説のバンドであるだろう。



でもだ!

オーディエンスはコンサート会場に生の演奏を聴きにいくわけです。

動物園に行くのでもなく、天然記念物を見に行くのでもない。

どこのセクションに原因があるにせよ、改善しなきゃダメだね!!