昨日読み終えたのがコチラ


{9134D481-287F-46F7-A608-4C5EC54707DB}


■河野裕
■汚れた赤を恋と呼ぶんだ


階段島シリーズの第3弾。
今回は、捨てた側の物語。
この物語で使われるコトバって
ガラス細工のよぉな透明感があって
ほんとにとても繊細で、、、
だからこそ、
淡々としたリズムの中で
あの頃のココロの痛みが
リアルに浮き上がってくるのだろぉと…

誰もが持っていた、あの頃の痛み。
もう持つことのない、青い痛み。

基本的にアタマの中が
お花畑なかりめろでさえ
あの頃の痛みは、いつか
どこかに捨ててきたのだなと。
そやってオトナになったのだなと。
そんなことをふんわりと思う物語でした