このシリーズでは、
起業準備中の方や
起業して間もない経営者さんから
よくいただく質問を挙げて、
一般的な回答をしています。
今回は、
「いくらぐらいまで借入れしても
大丈夫でしょうか?」
わりとよく質問をいただきます。(^_^)
ある程度の目安があるなら
知っておきたいところですよね。
事業用の借入金というと、
その使途によって
「設備資金」と「運転資金」とに
分けられます。
設備資金というのは
文字どおり、
設備などに投資をして
そこから上がった収益を原資に
返済をしていく想定の借入れです。
たとえば、
1,000万円の融資を受けて
1,000万円の機械装置を購入し、
そこから毎月あがる収益が100万円、
かかる経費が70万円、利益は30万円。
この利益の中から
毎月15万円ずつ返済をしていく
みたいなイメージですね。(^_^)
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そういう意味では、
設備資金のほうの
借入れの限度額というのは、
その投資をする事業の
「毎月の利益 × 12ヶ月 × 返済年数」
これが一つの目安になるでしょう。
毎月の想定利益が20万円だとして
7年間で返済する約定であれば、
税率を30%とすると
税引き後の利益は14万円。
14万円 × 12ヶ月 × 7年 = 1,176万円
この場合、
1,000万円前後の借入れであれば
妥当であると判断していいでしょう。
(つづく)