このシリーズでは、

起業家として
知っておいて損はない

と思われる言葉を取り上げて、
簡単に解説をしています。


今回は減価償却。


減価償却(げんかしょうきゃく)
という言葉を

どこかで
聞いたことがあるでしょうか?  (^_^)


たとえば、

あなたが事業で使うために
営業車を1台購入したとします。

120万円だったとしましょう。


事業で使うものですから
経費として認められるわけですが、


ただ、
金額の大きい買い物で

向こう数年間にわたって
使用できそうな資産というのは、


一度に120万円すべてを経費とする
のではなく

数年間に分割して経費にしていく
というルールになっているんですね。

これを減価償却と呼んでいます。

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具体的には、

営業車を購入した年度 20万円
2年目の年度 20万円
      ・
      ・
      ・
6年目の年度 20万円

というような形で、

毎年ちょっとずつ
経費で落としていくことになります。


文字どおり、

「価」値の「減」少に合わせて
「償却」していく

という感じですね。(^_^)


ちなみに、

何年間に分割して経費にするか
という年数については

私たち起業家が
自由に決めていいわけではなく、

細かく法律で定められていて、

基本的には
その年数に従わなければなりません。

これを
「法定耐用年数」と言ったりします。


起業家にとって
減価償却という制度は、

お金の動きと経費の動きに
ズレが生じてしまうので、

ちょっと、ややこしく感じるかも
しれませんね。(苦笑)