しばらく法務系情報のアップが出来ておりませんでしたので,これから数回にわたり「法人シリーズ」基本編の最終章,「定款〔テイカン〕の作り方」というテーマでお話ししたいと思います。

さて「定款〔テイカン〕」とはなにか? これは法人の「基本ルール」のことです(前にも一度お話しましたね)。

「定款〔テイカン〕」には概ね次のような内容が入っています。
1)その「法人」は誰なのか?
2)その「法人」は誰が持ち主なのか?
3)その「法人」はどの様な仕組みで動くのか?
4)その「法人」を動かすのは誰なのか?
5)その法人にとっての「1年」とは何時から何時までか?

そして,この「定款〔テイカン〕」にしたがって,「法が観念上『人』扱いしているヴァーチャルな存在」である法人の運営がなされていくことになるのです。

法人の「基本ルール」ですのでこの「定款〔テイカン〕」,カンタンには変えられません。よって,最初の準備がここでも重要になってきます。

次回からは上記の1)~5)の分類にしたがって,主に株式会社の場合を中心に更に詳しくお話していくことにしましょう。

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