少々ごぶさたしました(-_-;)
社会保険労務士の「やっさん」(安田武晴)です。
このブログで2022年4月6日~12日に、「社会保険はじめの一歩」を連載しました。
続編として今日から、起業時の社会保険の手続き、つまり「役所への届出」
について書きます。
社会保険はとても複雑なしくみなので、「原則的な届出」に絞って紹介します。
例外にこだわるときりがなく、「読むのがつらいzzz……」となってしまうので(-_-;)
まず、下の表を見てください。
社会保険を「(狭義の)社会保険」と「労働保険」にわけ、届出書類と窓口をまとめました。
この表は、わかりやすさを優先し、思い切って簡略化してあります。
起業時の社会保険の届出書類は、最大7つ です。
届出書類①~⑦の名称と、公式サイトのURLを以下に書いておきます。
詳細と様式ダウンロード
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/todokesho/jigyosho/20141205.html
② 被保険者資格取得届
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/todokesho/hihokensha/20140718.html
③ 健康保険被扶養者(異動)届/国民年金第3号被保険者関係届
詳細と様式ダウンロード
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/todokesho/hihokensha/20141224.html
④ 保険関係成立届
様式は、労働基準監督署かハローワークでもらってください。
⑤ 概算保険料申告書
この申告書を基に保険料(見込み額)を納めます。
様式ダウンロード
https://hoken.hellowork.mhlw.go.jp/assist/001000.do?screenId=001000&action=koyohotekiSetchiLink
⑦ 雇用保険 被保険者資格取得届
様式ダウンロード
https://hoken.hellowork.mhlw.go.jp/assist/001000.do?screenId=001000&action=koyohohiLicenceLink
※④~⑦の詳細は、厚生労働省:労働保険の成立手続(mhlw.go.jp)
「全国健康保険協会(協会けんぽ)」に加入するケースを想定しました。
ほとんどの中小企業が「協会けんぽ」に加入するからです。
「協会けんぽ」の加入手続きは、厚生年金保険と一体でできるので、ラクです。
厚生年金保険は「69歳まで」の人が対象です。
社長や従業員が70歳以上の場合は、対象にならないので、注意してくださいね。