このシリーズでは、
文字どおりに
豆知識をお届けしています。
今回は、
売上を計上する時期について。
いきなり
「売上を計上する時期」
なんていう言葉を
さらっと書いてしまいましたが、
ピンとこないなあ
という起業家さんも
わりと多いかもしれませんね。(^_^)
「え? 時期もなにも、
お客さんからお金をもらったら
それが売上になるんじゃないの?」
そう思うのが一般的ですよね。
具体例を挙げてみましょう。
あなたが
○○コンサルタントとして
起業したとします。
まずは個人事業から始めたので
決算月は12月。
ある見込み客さんの
無料個別相談を受けたのが、
2021年12月22日。
その場でその方は
あなたのコンサルサービスを
受ける決断をし、
コンサル費用の33万円を
ご入金いただいたのが、
2021年12月24日。
そして
2022年1月1日~3月31日という
「3ヶ月間のコンサルティング」を
あなたは提供しました。
さて、この33万円の売上は、
「いつの売上」でしょうか?
答えは「2022年の売上」です。
では、もうひとつ。
あなたは
○○の物販で起業しました。
(個人事業と仮定)
2021年12月28日に
あるお客様向けに商品を発送。
お客様は 12月30日に受領。
お代の 38,500円は、
2022年1月4日に振り込んで
もらいました。
さて、この38,500円の売上は、
「いつの売上」でしょうか?
答えは「2021年の売上」です。
なんとなく、ニュアンス的に
伝わったかもしれませんが、(^_^)
税法では原則として、
あなたの
「商品の販売」や「サービスの提供」
が《完了》した日
に売上を計上する
というルールになっているんです。
前者の例でいえば、
2022年3月31日に売上が確定。
後者のほうだと、
2021年12月30日に売上が確定。
そう考えるんですね。
正しい確定申告をするためにも、
ぜひ参考にしてみてください。(^_^)/
─────────────────
不安やお困りごとがありましたら
起業お助け隊まで
いつでも遠慮なくご相談ください。
(^_^)/