このシリーズでは、
起業準備中の方や
起業して間もない経営者さんから
よくいただく質問を挙げて、
一般的な回答をしています。
今回は、
「資本金は、いくらぐらいにする
のがいいですか?」
のつづきのつづき。
4)税金
資本金の額の大小によって、
じつは税金のレートやルールまで
変わってくるものなんです。
法人設立時の「登録免許税」
という税金に始まって、
毎年の「法人税」や「法人住民税」、
あるいは「消費税」なども
資本金の額によって、
税率だとか、いろいろな制度が
だいぶ違ってきます。
ただ、これについて
細かく講義をしていると
かなりの回数を
割かなければならないので、(^_^)
それはまた、あらためて。
ここでは超ザックリ、
税金というのは、
「資本金が少ないほど
優遇されやすい傾向にあります」
とだけ、
まずはお伝えしておきましょう。
5)融資の枠
たとえば
日本政策金融公庫の創業融資制度で、
申込み条件の一つに
「創業にかかる資金の総額の
1/10以上の自己資金が必要」
というものがあったりします。
つまり、
資本金を自己資金とすると
資本金が30万円の場合には、
融資額は最高でも270万円まで
となりますね。
これは、あくまで一例ですが、
融資の枠が
資本金の額に左右されることもある
ということを
覚えておくといいかもしれません。
というわけで以上、
資本金の額を決める際の
5つのチェックポイントについて
考えてみました。
よかったら、
ぜひ参考にしてみてください。(^_^)
─────────────────
不安やお困りごとがありましたら
起業お助け隊まで
いつでも遠慮なくご相談ください。
(^_^)/