きょうは労災保険についてお伝えします。

🔼労災保険

正式には、労働者災害補償保険といいます。
国が運営しています。

従業員が仕事中にケガをしたり病気になったりして、「労災認定」されると、
 ・治療費が無料になる
 ・仕事を休んで給料が出ない場合に、お金をもらえる
 ・万が一、死亡した場合、遺族にお金が出る

などのメリットがあります。

仕事中の「業務災害」のほか、通勤中の「通勤災害」も対象になります。
「業務災害」「通勤災害」にあたるかどうかは、労働基準監督署が調査して判定します。
もちろん、労災と認定されないケースもあります。

労災保険の保険料は、全額企業が負担します。
従業員が支払うことはありません。
ここが、他の社会保険と違うところです。

労災保険は、アルバイトを1人だけ雇う個人事業主でも、加入しなければなりません。
例えば、個人事業の飲食店で、週2日、1日3時間だけアルバイトを雇うようなケースです。
このような飲食店で、労災保険に入っていないところは、結構多いですね。

建設業など、常に危険と隣り合わせの業種でないと、
労災ってイメージしにくいかもしれません。
でも、社内の階段から転落して大けがをする、というケースなら想像できると思います。

まさに「万が一」の備え。
必ず加入してください。
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不安やお困りごとがありましたら
起業お助け隊まで
いつでも遠慮なくご相談ください。
 (^_^)/