今回は「健康保険(介護保険を含む)」のお話です。

🔼健康保険(介護保険を含む)

赤ちゃんからお年寄りまで、最も身近な社会保険、それが「健康保険」です。
あまりに身近すぎて、ありがたみを忘れるほどです。
課題はありますが、日本の健康保険は世界一優れているとWHOも評価しています。

健康保険のおかげで、病院へ行くと、「7割引」で治療を受けられます。
病院の窓口で3000円を支払ったとします。
この場合、実際には1万円の費用がかかっているのです。
7000円は「健康保険」が肩代わりしてくれるのです。
医師の処方箋があれば、薬も「7割引」で買えます。

高齢になって介護が必要になったら、「9割引」で受けられます。
1万円の介護を1000円で受けられるのです。
9000円を「介護保険」が負担しています。

日本は「国民皆保険」と言って、国民はみんな何らかの健康保険に入ります。
そして、保険料を納める代わりに、病気をしたら安い費用で治療を受けられるのです。
(介護保険の保険料は、「40歳以上」の人が支払います。)

企業で働いている人は、
「協会けんぽ(全国健康保険協会)」か「健康保険組合」に加入します。
それ以外の人は「国民健康保険」などに加入します。

「協会けんぽ」は、中小企業のための健康保険、
「健康保険組合」は、大企業の健康保険です。
業界単位で「健康保険組合」を作っているケースもあります。

介護保険の保険料も、協会けんぽや健康保険組合を通じて納めます。
「健康保険と介護保険の事務は一体になっている」
と覚えておいてください。
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 (^_^)/