前回は、社会保険の全体的な意義について説明しました。
今回から、社会保険を「分解」して、すこし細かく見ていきます。
🔼厚生年金保険
🔼健康保険(介護保険を含む)
🔼労災保険
🔼雇用保険
社会保険は、この4つに分解できます。
労災保険と雇用保険をまとめて「労働保険」と言いますが、
広い意味で社会保険に含まれる、と考えていいです。
健康保険と介護保険を分けて、5つにしてもいいです。
でも、企業の実務上は、この4つの分け方でOK。
少ない方が覚えやすいですしね!
どの保険も、国が作ったものです。
社会の変化に合わせ、見直しに見直しを重ねてきたため、
とんでもなく複雑なしくみ、になってしまいました(-_-;)
社会保険に助けられる人も急増しています。
なにしろ、日本は世界有数の超高齢社会。
医療、介護、年金を必要とする高齢者がたくさんいるのです。
それを支えているのが、企業と従業員が支払う「保険料」なのです。
保険料の総額は、年間で約75兆円!
日本の「防衛費」が年間約6兆円ですから、
その12倍以上のお金を、企業や従業員が負担しているのです。
スケールの大きい話でしょ!?
次回から、4つの保険について、それぞれの「役割」を説明します。
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(^_^)/