(前回の続き)
わたしの言う
「最低限度の理解」とは
どういうことかといいますと、
たとえば、
あなたの経営する法人の
今期の決算の状況が
次のような数字だったとして、
売上高 3,000万円
売上原価 600万円
販売管理費 1,400万円
(うち減価償却費 100万円)
借入金の元本返済額 900万円
(注)法人税率は一律で30%と仮定
はたして、
「今期のキャッシュフローは
どうだったのか?」
そして、
「今後の経営を
どうしていくべきか?」
この2つの判断ができるという
レベルの勉強で充分だと思います。
逆に言うと、
この2つの判断をするための
最低限度の簿記の知識は
起業家として
持っておいたほうがいいでしょう。
おそらく現に、
簿記に馴染みのない人ですと
この数字の判断は
なかなか難しいと思いますし、
簿記が分かっている人にしたら
初歩的で、ごく簡単な練習問題です。
(つづく)
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(^_^)/