今日は事業計画を「事業成長に活用することができる」ことをお伝えします。
事業計画を作り(PLAN)、実行し(DO)、振り返り(CHECK)、改善する(ACTION)を行うことで、着実に成功確率は高まります。

(少し古いですが)平成28年の中小企業庁が発行している中小企業白書では「経営計画を作成した事業者の方が、作成したことがない事業者に対して、売上高の増加傾向があった」ことを伝えています。

又、事業計画を作ることで他にも2つの大きなメリットがあります。

1つ目は、事業計画を作ることで「組織が強くなります」。ライバルや市場など、外部環境を踏まえて、事業の方向性とアクションを決めた事業計画を作ると、事業に対する「自信が湧きます」。経営者の方が自信を持って事業を行うことで、従業員も自信を持って活動ができます。チームに自信と一体感が生まれます。

2つ目のメリットは、「外部関係者を巻き込みやすくなります」。例えば、金融機関に対して融資をお願いする際、事業計画の作成は必須事項です。同様に、補助金を申請するにも、事業計画の作成が申請の第一歩になります。事業計画を作っておけば、必要な時に外部関係者がサポートしやすい会社になれるのです。特に、定期的に金融機関と事業計画と進捗を共有することは信頼獲得に繋がり、いざという時に助けてもらいやすい環境を作れます。

事業計画は、作って終わりではなく、「事業成長に活用することができる」というお話でした。

如何だったでしょうか?事業計画の考え方についてお伝えしてきましたが、皆様の事業立ち上げに役立つ内容になっていれば幸いです。ご不明な点があればいつでも遠慮なくご連絡ください。