このシリーズでは、
起業家として
知っておいて損はない
と思われる言葉を取り上げて、
簡単に解説をしています。
今回は、
前回の年末調整のハナシの続き。
海の向こうのアメリカでは、
会社に勤める人も含めて
すべての国民が毎年、
所得税の確定申告(タックス
リターンと呼ばれます)を
することになっていますが、
日本では
いわゆる「給与所得者」は、
たとえば
医療費がたくさんかかったとか
不動産を購入したとか
そういう特別なことがない限り、
自分で確定申告をしなくても
会社で行われる年末調整で
所得税の精算が済んでしまう
制度になっています。
ということは
逆にいうと、
あなたが起業して
従業員を雇用した場合には、
その全員の所得税の精算を
してあげる義務が
あなたの会社にある
ということでもあるんですね。