理由その10:資金準備のハードル


ご存じの方も多いと思いますが、
1991年ごろから2006年ごろまで
の約15年間、

日本で株式会社を設立するには
1,000万円以上の資本金を準備
しなければなりませんでした。
(有限会社でも300万円以上)

この制度が、
その後の日本の起業意識に
ブレーキをかけた可能性は
否定できないと思います。


サラリーの手取りの中から
これだけの大金を貯めるのは
かなりの苦行ですよね。

最低でも3年~5年は
かかってしまうでしょう。

せっかく良い起業アイデアを
思いついても、

5年も経ったら、
状況が変わってしまいます。


2005年の法改正によって、

こんどは打って変わって
資本金は1円でもOK
というルールになりましたが、

もしかしたら、
そういった情報が世間一般に
浸透していない可能性も
あるのかなあと感じています。