今回は、
8)コスト について
考えてみましょう。
事業のコストは、
大きく2つに分けられます。
イニシャルコストと
ランニングコストですね。
事業を始めるにあたって、
まとまって必要になる経費が
イニシャルコスト、
毎年かかる経常的な経費が、
ランニングコスト。
(ここでも、あくまで
本業関連以外のコストに絞って
お話をさせていただきますね)
<個人事業の場合>
イニシャルコスト
→ほとんどかかりません
ランニングコスト(年間)
→ほとんどかかりませんが、
申告などを税理士に依頼すると
おおよそ5~20万円ぐらいの
費用がかかるかもしれません
<法人経営の場合>
イニシャルコスト
→資本金(金額は任意です)と
設立に際して25~30万円
程度の費用がかかります
ランニングコスト(年間)
→赤字でも納税する必要のある
住民税(均等割)が
最低でも7万円かかります
→社会保険料の会社負担分が
たとえば
月額役員報酬50万円の場合で、
年間90万円程度かかります
→税理士に依頼するケースが
ほとんどであるため、
おおよそ10~50万円ぐらいの
費用がかかります
ということで、
イニシャルコスト、
ランニングコストともに、
法人よりも個人事業のほうが
大幅に安く抑えることができます。