賑わっている通りに出た。
人が多くて、アツシについていくのに精一杯だった。

私を気にしながら引っ張っていくアツシ。


「着いた!
ここの6階のダーツバー、来たことある?」

「ううん?ダーツバー?」

エレベーターが開いた。

密室でちょっとだけ、ドキドキした。


アツシの方を見ないようにしながら、明るい話題をたくさんふった。


「こんばんはー!いらっしゃいませーぇ!
ナミですっ」

手を繋いだまま店内に入った。ナミちゃん?の目線が気になった気がした。

「ナミちゃん!久しぶり!スプモーニと、サチコは何飲む?」


「私もスプモーニで!」

「かしこまりましたっ!本日のご案内をしますっナミでーす!ご用があれば呼んで下さいネ
ではカンパーイ!!

「しかしナミちゃん若いよねー(笑)」

「うん!元気でかわいい子だね♪
良く来るの?」

「たまに、二次会とかで!ちょっと待ってて。」

そう言ってアツシは席を立った。