観てみたいと思っていた映画のDVDを借りました。
終電に乗り遅れたことで出会った大学生の麦(菅田将暉)と絹(有村架純)は、話をするうちにマニアック(だと思っている)な好きなものがいくつも重なり一気に恋に落ちた。
花束みたいな5年間の恋。
一つの共通点が見つかる度に一つ花が咲いて、その花を束ねていったら素敵な花束ができた。
嬉しくて、楽しくて、綺麗で、どの花も輝いて。
枯れるなんて信じられない、信じたくないと思っていたのに、いつの間にか一つずつ色が枯れて、花が落ちていく。
もう、一つの花も残っていないと本当は分かっているのに、それを認める時の苦しさや止まらない涙。
そして、マニアックだと喜び合っていた好きなものが、時間や金銭的な余裕の中だからこそ深く楽しめていたことに気付いた時の虚しさ。
「現状維持」が目標だと麦が言っていたけれど、それがどんなに難しいことか…
いつかの自分と重なる瞬間がいくつもあって、寂しかったり、悲しかったり。
深く考えなければ浅い内容にも思えるけれど、一度考え始めてしまったら、たくさんの想いが溢れるような映画でした。
