お正月休みにはいくつかのDVDを観ました。
新しい年に最初に観ようと借りていたのは、樹木希林さんの遺作になってしまった「日日是好日」
物語は大学生の女の子がお茶を習いに行くところから始まり、20年の時を経て、人生で起こる様々な出来事から成長する姿が、季節の移ろいと共に描かれています。
樹木希林さんの演技と思えないような自然な姿。
「私、最近思うんですよ。こうして毎年、同じことができることが幸せなんだって」と言う台詞が、おそらく近付く死を意識していたからこその想いが詰まった言葉に聞こえて、胸に沁みました。
忙しい日常の中でも、ふと手を止めて窓から景色を眺めたり、雨音に耳を傾けたり、風の音を聴いたり、そんな時間を大切にしたいと思う映画でした。
「日日是好日」という言葉には様々な解釈がありますが、私は、毎日は「今」の積み重ねでできていること。
その時には起きた出来事の理由や意味が分からなかったり、理不尽に感じたり、納得ができないことも、一生懸命に生きた「今」を積み重ねた先には解る日が必ず来る。
だからどんなに良い日も悪い日も、今日という日はかけがえのない好い日なんだと解釈して生きていけたらいいなと思っています。
