自分=思考なのか

ここの所立て続けに村上春樹さんの短編小説を読んでいる。これがまた面白い。村上春樹さん独特の言葉と人と世界観とを形を変えて感じられるのですごく頭がリフレッシュされて集中して読むことが出来る。仕事の合間や電車での移動中には凄くいいと思う。そんな最近の日常の中でカラダとココロについて感じることは「思考」だ。思考は自分自身の考え方と思っていたが、そんな思い込みは違うのではないかと最近感じている。思考は状況でどんどん変化していく。自分か思考と思っていたことは「傾向」だったのではないかと。その時その時に取る行動は傾向性なのではないかと。その傾向性は日々の習慣性から生まれるのだろう。だから日々の生活や行動に習慣性がある時には傾向性も一定化して思考も安定するのではないかと。思考は簡単に言ってしまうと空腹の時と満腹の時では変わってしまう。だがどちらも自分の思考だ。思考は状況や環境で変化する。「自分自身とはなんだろう」というテーマがよくあるけれども、それは自分が取る行動の傾向性を見ていくと、今の自分のカラダとココロの状態が分かるのかなと思考している。環境の変化が目まぐるしい現在の状況の中で、どう自分の環境を整えていくか。行動と思考の傾向性の連続=習慣という方程式をしっかり持って自分と向き合うことが大切なのだろう。