昨年から共に走って来たワラーチの紐が切れた。
通常よりも長く保ってくれたが、さすがに1000km以上走ると限界のようだ。
人は走るために生まれてきた「BONE TO RUN」を読んで感銘を受けて始めたワラ―チでのランニング。
こんなにシューズが進化しているのに足の故障が無くならないのか、という疑問から著者が調べていくと、ある部族にヒントを得る。
人の足は超精巧に出来ている。
元々の人間の機能を目覚めさせるには、できるだけ素足に近い状態で走ることで自然に関節や筋肉が調整して、本来のあるべき姿になっていくのではないか!ということである。
自分もここ数年間、足の痛み(モートン病)に悩まされて、走ることや歩くことが億劫だった。
でも小さいころから野球などのスポーツで作ったカラダだ。
動かしたくて、走りたくて仕方がなかった。
この想いをワラーチに賭けてみようと思った。
2018年3月から少しずつジョギングして・・・最初は1kmも走れなかったが、徐々に3.3km(迎賓館1周)出来るようになる。
そして6月に新宿のオッシュマンズでワラ―チを買い、その日から2019年1月1日に紐が切れるまで、一足のワラーチが自分を支えてくれた。
この半年で最高ランニング距離は22km!
いろいろな気付きをいつもくれるワラーチ。
走りながら足が少し痛いなと思った時のおまじないの言葉は「足は知っている」。
走り続けることで、超高性能の足が答えを見つけてくれる。
そう信じて力を抜いて走っていると、自然と整ってくるような気がする(あくまでも自分個人の見解)
この半年で自分のカラダ(全身・足・心)と正面から向き合うことが出来たことは、すごく大切だったと思う。
50歳から51歳へ、今年52歳のここから60歳への9年は、その後の人生を健やかに生きるために大切なことを習慣化=ルーティンにしていくことが大切かなと思う。
習慣=自分。(カラダ・ココロ・食)