田代 Yukio のカイロス便り -23ページ目

■ナイフ

重松 清
ナイフ

■2000年7月1日発行

■定価: 590円


■面白度: ★★★★

「エイジ」と並んで重松作品の2大少年小説として評判の一作。

期待が高かった分、一連の重松作品としてはイマイチ。

もちろんつまらなくはないのですが、敢えておすすめと言うほどでは。 

その中でも最後の「ビタースィートホーム」は秀逸。

3日で読了。


■ベターハーフ

唯川 恵
ベター・ハーフ

■2005年9月25日発行

■集英社文庫   ■定価:680円


■面白度:  ★★★★★★

唯川作品3作目。抜群に面白い。男女の機微を徒に偶像視することなく赤裸々に描写。

時事ネタが若干気になるが、それ以外は最高。半年位してからまた読み返したい本の一冊です。



■いま、会いにゆきます

市川 拓司
いま、会いにゆきます

▲2003年3月20日発行

■小学館・刊  ■定価: 1575円


■面白度:  ★★

映画に感動したので買ったのですが、書籍は期待はずれ。

軟弱なメリハリのない展開にはウンザリ。

なぜベストセラーになったのか、29刷も増刷になったのか、私には分らない。

単に好き嫌い、好みの問題なのでしょうか


ここまで見てくれて、ありがとう! また明日、来てね。
あした、という字は、明るい日と書きます。
スタートライン