前回、コミュニケーション「相手に関心を持つこと」についてお話しましたが、
今回は、その「相手に関心を持つこと」における落とし穴についてお話をしたいと思います。
■恋愛結婚では「相手に関心を持つ」という考え方が浅い?
現代では、いろいろなことがマニュアル化・技術化されていますね。
大学入試などのテストはもちろん、トップアスリートなども育て方がいろいろ技術化されています。
当然ながら、コミュニケーションもそうで、本屋にいけばにコミュニケーション入門などと
いろいろな名前で書籍化されていると思います。
そしてこの技術化ですが、言い方を変えると「訓練をすれば上達する」ということになりますね。
しかし、裏を返せば「訓練をすれば上達する」というのは
なにもしなければ上達しないし、劣化することもある、という風に考えることもできます。
■恋愛結婚は破局しやすい?
ここで、恋愛における結婚後の関係について少し考えてみたいと思います。
結論からいうと、恋愛結婚では、いわゆる見合い結婚と比較すると
相手への関心が低下することで、破局しやすい可能性が高いのです。
恋愛といいますが、恋と愛は似て非なるものですね。
恋はどちらかというと「自分自身が満足、心地よい状態になる」ことが中心ですが、
愛はどちらかというと「他者、相手が満足、利益を得る」ことが中心と言えるでしょう。
それで、恋を中心としていると、自分自身が中心の感情ですので、当然ながら
相手への配慮は低くなりがちです。
そして、この状態は「恋は盲目」状態と関係して、極端な話相手のすべてが
自分から見て心地よい状態となります。
しかし、この状態も長くは続きません。
恋愛ホルモンが出ている期間ともいわれますが、この心理状態は3年程度で終わりを迎えます。
そうすると、愛を中心とした感情(他者への配慮)がないと、破局となってしまいます。
自分が心地よいことを中心として相手と付き合っているわけですから、
その効果がなくなったら一緒にいる意味がなくなりますね。
※見合い結婚の場合は、政治的な結婚でない限りは「これからよい関係を作っていきたい」という
心理が働いてますから、他者への関心がもともと高いと言えるのではないかと考えられます。
■愛こそすべて!?
上記の書き方は極端に表現しましたが、それでもやっぱり必要なのは相手への配慮、ということですね。
お互いによい関係を続けるため、努力し続けることが重要となってきます。
これを「愛すること」と表現したら、なんだかかっこいいですよね。
でも、「努力し続ける」って、大変です。
いかに、重くならずにその姿勢をとれ続ければいいんですが、これについてはまた次回お話したいと思います。