ひととおりの修業が終わり、

アバンがマァムに対し、

卒業のしるしを渡すとき、

いっしょに魔弾銃(まだんがん)も渡した。


マァムは、鉄砲はおっかないといって、

受け取るのを断ろうとする。


そんなマァムに対し、アバンが放った台詞。


「愛や優しさだけでは

 必ずしも他人(ひと)を守れない時もあるのです


 正義なき力が無力であるのと同時に

 力なき正義もまた無力なのですよ



 ・・・・・


 要は使い方ですよ


 大丈夫!

 あなたが使っているかぎり

 これが正義なき力になることは絶対にありません!


 私が保証しますよマァム(ウィンク付)」



レイモンド・チャンドラーも、

力がなければ生きていけない、

優しくなければ生きる資格がない、と言っている。


まだまだ自分、修業がたりません。