「法律っておかしくない?」

よく聞くセリフです。

でも、そもそも「法律はおかしい」と言うこともおかしい。
法律は、ただそこにあるだけで、正しくも間違ってもいない。
台所にある包丁といっしょ。
「包丁っておかしくない?」なんて誰も言わないでしょ?


確かに、法律の制度が、現代社会において合ってない、という意味で「おかしい」ということはあるだろうけど…、

法律そのものがおかしいということは法治国家においては観念できないと思う。


法律は、ただそこにある。単なる道具です。
作る人・使う人によって、白くも黒くもなる。

(まァ、制限はあるけど。)。


今後、ますます法治国家が進んでいくでしょう。
これが、正しいことなのか、それとも正しくないのか、

それはわかりません。
ただ、法律を知っている人が強くなることは間違いありません。

理想としては、その先にある、「誰もが法律を知っているけど使わない」、この状態がベストだと僕は思います。

・・ただそうなると、法律家はいらなくなるんだよね。