2日にわたり、司法試験制度について書いてきました。
今日は完結編です。


司法試験制度が、変わりつつある中、
結局、受験生は何をすればいいのか?


これの答えは、おそらく、今までとさほど変わらないと思います。
過去問を徹底的にツブす、ということです。
もう少し具体的に書くと、過去20年分(論文はもっとあるのかな?)の問題と解説を全部理解して覚え込むということです。
運が良ければ、これだけで合格できると思います。
(全部を全部理解するのは、たぶん不可能だから、丸暗記の部分があってもいいかも。 この点は、また別の機会に詳しく書きたいと思う。)。


とはいうものの、かなりの分量があるので、時間がかかるのは当然のことです。
それで、継続できずに挫折したり、時間の都合で撤退せざるを得ない、といった状況になったりします。
司法試験の困難さは、こういう点にあると僕は思います。なんだかんだで、お金もかかるしね。


上記の点を克服するには、おそらく、「ガンバル」しかないですね。
(「ガンバル」の意味についても、別の機会に書きたいと思う。)


・・・今まで、ずいぶん上から目線で書いてきましたが、僕自身も新司法試験受験生です。(正確には法科大学院を修了してからだけど。)。
受験生のくせに、エラそうなこと言ってんじゃねーよ、と思う方もいるかもしれません。
そう思ってもらっても結構です (むしろ当然)。それは、その人の自由ですから。


ただ、これを書くことには、僕なりの意味があります。

(ここからチョット、よいしょ人間になります。)。
ホラ、合格体験記とかありますでしょ?
アレって、一つの参考にはなるけれども、どーも、受かったから書けるとしか思えないんですよ。
信用してないという意味じゃなく (合格した人は、スッゲー頑張ったと思うし、マジで)、どうしても結果から書いてるような気がするんです。
だから、合格する前に、自分の勉強方法とか、こうやって書くのもアリかなーと思って、勝手に書いてます。
もし、これで合格すれば、自分のやり方で合っていたんだということが証明できるし(他の人に合うかどうかはわからない)、
落ちたら落ちたで、結局、「やっぱりお前はアホだったんだ」ということが証明されます。


まァなんだ…、司法試験受験生のみんな、ガンバローぜ!