前回は、旧司法試験について書いたので、今回は新司法試験について書きます。

くどいようですが、試験制度を正確に知りたい方は、法務省のホームページで調べてください。


<新司法試験>
法科大学院を修了した者、又は、予備試験に合格した者が受験できる。
試験内容は、短答式(選択式)と論文式の2つからなる。
短答式で最低限の点数を取らないと、論文式の点数がどんなに良くても不合格になる(いわゆる足切り)。


この点、旧司法試験と比べると、
旧司法試験の場合は、択一に合格しないと論文を受験できないのに対して、
新司法試験の場合は、短答と論文の両方を一度に受験することになる。
このことが、良い点なのか悪い点なのかは、さておき、

おのずと試験の対策方法が異なってくることは確かでしょう。


以上、新司法試験について簡単にまとめてみました。


次回は、試験制度が変わって、実際、受験生はどうすりゃいいのか?
これを書きたいと思います。



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