皆さん、はじめまして。

stArt のイスラムババチェフこと馬場です。




UFC 292 が終わったので、ざっくりと感想を述べつつ、フレームや減量、試合のコンディションについて個人的な意見や感想をシェアしたいと思います。






まず、イアンギャリーのサイズと当て感の良さ…






BJ、マットヒューズ、GSP、ジョニヘン、ウッドリー、時代と比べるとフレームは確実に大きくなってますね。

↑このメンバーはウェルター級(77キロ)で175〜180センチ以下の身長。








先日引退したロビーローラー、カマルウスマン、レオンエドワーズと時代が進むに連れ180センチ越えが増え(ロビーローラーはかなり昔からの選手ですがミドルから落とした遅咲き王者)







今回のニールマグニーvs イアンギャリーは190センチ越え…





ニールマグニーも長く戦っていて"最近の選手" という言い方はできないかもしれませんが、新陳代謝の早いUFCにおいてこういう選手が生き残ってるのも事実。(フレームが大きく打撃が強く技術バランスが良い選手)






そんなマグニーを序盤からカーフで効かせて圧倒したイアンギャリー!






大きくて打撃が強く技術バランスが良い… のはもちろんとして、クレバーでリスク回避能力も高く、戦況判断が冷静にできている。だから12連勝?とか謎の数字が出てくるのだろう。








メインのアルジャメインステーリングvsショーンオマリーの2人も一昔前のUFC バンタム級と比べたらもの凄く大きい!(バンタム級は61.2キロ)




オマリーの身長は、私のスパーリング相手でもある発先生と同じ180センチだが、発先生はフェザー級(65.8キロ)でも日本では高身長だった。






オマリーは細身で距離感と当て感が抜群に良く、距離を取ってタイミングで当ててダメージを与えたいタイプなので、リーチの長さは生きる。






ステーリングは、身長も大きいが、筋肉量も多く80キロ近くから落としてくることもあるようだ。





↓MMA PLANET のこちらを一読してほしい。






今回のUFC だけでなく、最近のMMA で選手の大型化が進んでいるが、良し悪しは必ずある。






ステーリングはフェザー級だとしても大きな選手。





ステーリングが負けたから言う訳ではないが、ダイエットや水抜きはコンディションに影響しているだろう。





個人的には、過度な減量はあまりお勧めできない。






↑上のオマリーのコメントにもあるが、過度な水抜きは打たれ弱くなると言われている。

まぁこれについてはエビデンスがどこまであるかは分からないが、大幅な水抜きが危険なことは間違いない。





そして、点滴が禁止になったUFC では脱水後のリカバリーの結果もコンディションに大きく影響するだろう。つまり水抜きの多い選手の方が良い時と悪い時のムラが出る可能性がある。

(点滴は他の団体では禁止ではなく、UFCでも実際には点滴をしてる選手も多いとの噂も。)






結果が出た後でアルジョが良くなかったかのような後付けで語りたい訳でなく、コンディションや水抜きについての研究の大切さをシェアしたかった。






水抜きは基本的には筋肉量が多い選手のがしやすく、代謝を上げておく必要もある。危険なので違反とされている利尿剤系の禁止薬物をやっている外国人選手もいる。(UFC以外の団体の方が検査が緩いので多いとも聞く)





だから、「あの選手が○○キロ落とすらしいから自分も…」という発想は危険ではあると思う






筋肉量、練習量、代謝、薬の有無も含めて外国人選手とは前提条件が異なる場合が多い。(もちろん同じ日本人同士でも)






アルジョステーリングの体調がどうだったとか言いたいわけではなく、あまりに大きなステーリングと、フレームの大型化が進む近代MMA を見ていると、自分のベストコンディションの階級選択も大事ということも1つの考え方ではーと思ったわけです。





もちろんオマリーが右のカウンターを絶妙なタイミングで当てたのが勝因だが、結果はシンプルでも勝負とは複雑な要素が絡んでいる。



例えば、マクレガーがジョゼアルドを倒したときも事前の記者会見からトラッシュトークで煽りまくっていたのは、PPVを売るための戦略だけでなく、自身の周りまで貶され冷静さを欠いたジョゼアルドに突っ込ませるためでもあったと推測する。





なぜならジョゼアルドは本来序盤か出るファイターではないし、いきなりフルスイングするスタイルでもない。そして、マクレガーは小刻みなステップを踏んでいつでもバックステップからのカウンターを取れる姿勢でいた。





↑この例でも勝負は単純な技術力比べとは言えないのが分かると思う。





練習の組み立て、その日のコンディション、心理戦、持ってる技のチョイス…





必ずしも実力や技術が上の選手が勝つわけではない。





だが、勝敗は決され、勝った方が強く、勝った方が正しいーというのが格闘技の世界。






だからこそ、逆に勝ち負けだけでは測れない部分からもケーススタディとして学んでいきたいと感じた。



それぞれのレベルで良いと思います。これからも皆んなで研究していきましょう!少しでもベターな自分を目指して。









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